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サウンドアンドステージブログへようこそ
一級舞台機構調整技能士(音響機構調整)の管理人(新田康久)が舞台音響技術やその周辺の話題を取り上げます。
管理人の性格上しばしば脱線するかも知れませんが・・
なお、つっこみ、茶々大歓迎ですよ・・
まぁ、お互い直接会ったときに気まずくならない程度にね!

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舞台音響・PA・SRとライブでの周辺技術

一級舞台機構調整技能士でもある管理人が、舞台音響(PA,SR,Recording)などに関わる話題と技法に迫ってみたりする。

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仮に70dbの音が出ているスピーカーを音源に実験してみよう。(あ!複数用意する必要有り)
一本のマイクで一本のスピーカーを収音する。
で、後でスピーカーも一台追加することを前提にその後から来る一台も想定し、マイクから等距離で配置できるようなマイクセットをして、まずゲイン調整。
0VUを指すように調整する。

これで準備完了。

さて、この状態で同じ音の出るスピーカーを追加する。
メーター読みは3dbアップする。

この状態は楽器が2倍になったと同様と考えられる。

生の音が2倍になったイコール3dbアップした。覚えてね・・

次に同じ配置のままマイクをオンマイクにセットし直す。
各スピーカーの前にね。
で、スピーカーからの音量は変えないことにして各マイクのゲイン調整を行い各チャンネルごとに0VUを指すように調整。
フェーダーは一本ずつ調整しましょう。

んで、まぁわかりやすいようにどちらもグループの1に出力される様にしましょう。

これでフェーダーを2本ともあげるとグループの1には6db上昇した出力が出て行く。

最終の拡声に使うアンプは3db入力電圧が上がると電力も3db上がる。
スピーカーから出てくる音圧も3dbのアップ。
6dbでも同様。

さて、マルチマイク収音では楽器が増えたときの結果が違っている。

まぁ、物事何でもこんなに単純ではないけれど、それでも基本的な現象・・としては認識してもらえると思う。

と、こういう実験を以前やったのよね・・
これが先の話題につながるんだけど・・
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音響総論 / 2007/02/23 12:03
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クラシック音楽の世界(というか特に日本ではと言うべきか)では、PAは蛇蝎のごとく嫌われることが多い。
各楽器の前にマイクを立てたりすると烈火のごとく怒り出す人もいるほど・・

まぁ気持ちとして分からないわけでもない・・

で、その一因となっているのはPAの不自然さ。と言われる。とくにマルチマイク収音でのね・・
なぜ彼らがそう感じるのか、その原因を考えてみる。

一つには再三話している前後定位(奥行き方向)の不自然さの問題。ディレイ無しで拡声するとスピーカーラインに音像が定位するので距離感が不自然になり、かつ楽器が巨大になった印象になること。
まぁこれはディレイを噛ませることである程度以上解消する。

次にマルチマイク収音でのミキサーの持っている致命的な問題。

アンサンブルが違って聞こえる・・ということ。

これはワンポイント収録では起こらない問題だが、マルチマイク収録ではどうしてもミュージシャンの作ったバランス感覚とずれて聞こえてしまう・・ダイナミクスの変な強調とかが起こってしまうということ。

なんでこういう事が起こるのかを考えてみる。

通常のアンサンブルで楽器が1本の場合からユニゾンで2本に増やすと、3dbの増加・・これはかなり整合性の高い場合でね・・普通はもっと落ちる。

当たり前だよね・・一人一人音も個性も表現方法も少しずつ違うんだから・・

10名のアンサンブルなら理想で10dbの増加。こういう音量の変化感をクラシック系のミュージシャンは身につけている。当然アンサンブルをどうコントロールするかが自らの表現の根幹に関わるのでうるさくて当たり前。

さて、これをマルチマイク収録でミキサー上で行ってみる。
楽器一本から2本目を追加したとき、ミキサーという代物は電気回路的には電圧加算回路の化け物なので、2本目のフェーダーをあげたときに6dbの増加となる。
10本フェーダーをあげると20dbの増加。
パワーアンプは電圧信号を受け取って電力に変換しているので、6db上がるとそのままスピーカー出力も6db上がる。20db上がると20db上昇。
これは音圧計を使って実験済み。

仮にソロ楽器ならその演奏表現に伴う音圧変化はそのままマイクの出力に変換され、スピーカーから出てくるといえる。
が、アンサンブルの場合マルチ収音では・・

これがおそらくクラシック系のミュージシャンがマルチ収音、そしてPAを忌避する非常に大きな原因となっているのではないかと思う。

空間での音合成もウーハーの密集配置で同信号だと6db合成にはなるのだが、楽器ではあり得ない。

分かりますかねぇ・・イメージ・・

さて、では解決方法はないのか・・

電圧加算型のサミングアンプを止めればよい。
つまり各モジュールからの信号を合成時に倍で3dbずつという演算をするミックスアンプ(ここではサミングアンプとは言えない)があればこの不自然さはかなり解消される。よね?

もっともパバロッティみたいに積極的にPAを自らの表現に取り込んででも・・多くの人に自分の音楽を聴いてもらいたい、という欲求のあるクラシックミュージシャンがもっと増えないことには、どこも開発してくれそうもないけどね・・^^;;
音響総論 / 2007/02/22 09:24
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ビット=6db

これはPCMデジタルでのダイナミックレンジの計算を簡易的に行うときに使う換算式。
だから16ビットは96dbになる。
これはアナログレコードの30db程度から比べると十分に大きいし、問題は起こらない!とSONYとフィリップスの技術者は考えたらしい。まぁ今のCDの企画だな・・

通常人間の耳のダイナミックレンジは130dbといわれる。

これはもう何とも聞き取れない最低音を1dbとしたとき、これ以上は耳が痛くて耐えられない・・というレベルとの差・・とみんな説明している。

が、音響の現場で活躍している諸氏との話から浮かんできたこと・・

おそらく人間の耳の単位時間ダイナミックレンジは40db程度・・ここで言う単位時間とはある程度の実用的な短い時間と解して欲しい。

ヘビメタバンドを聞いた後では通常の会話70-80db程度ですら聞こえなくなるのでニュアンスは理解していただけると思う。

つまり、人間は40db程度のダイナミックレンジを弱音を聞くときにはその領域をスライドさせて聞くし、大音量時もそう・・大音量側にスライドさせて聞いているのだな・・どうも脳の中にそうしたゲイン調整のような機能があるらしい。

これがまず第1の常識の嘘

次に、アナログレコード時代を知っている人はちょっと思い出して欲しい。
仮にノイズのひどいレコードがあったとして、それに埋もれがちでも弱音部はちゃんと音楽として聞き取れた・・

仮にノイズレベル=楽音レベルであっても、音楽として成立しているのよね・・
これがデジタルならどうだろう・・特に再弱音に近いところでは?

次にマキシマム近辺で何が起こっているか考える。

アナログレコード、テープとも当然クリップし出すが、ひずみが暫時増加するにしても音がとぎれたり聞くに堪えないノイズに化けたりはしない・・
音色の変化を伴いながら音楽性を保っている・・
従ってアナログ媒体のダイナミックレンジというのは、実用域として極めて広いといえる。

さて、先般行われたFBSR会技術研修会で、1977-8年頃のMIDAS製のミキサーが実働展示されていた。
モニターとしてセットしたSXが全く暴れもなく、non-EQでボイスにチューニングされたのにも驚いたが、やはりがんがん突っ込んだときのぶ厚くなる音がものすごい。
規定の0VUで+4dbmが出るものとして、ピークががんがん点いている状態にすると+30dbmに達する信号が出ていることになる。

これを歪ませないでデジタルでカバーしようとすると、規定レベルをどこにするか・・という問題がまずつきまとう。
デジタルマックスを0とした場合、このピーク分を逆算すると、平均レベルを-30の所に持ってこなくてはいけない・・
まして、アナログはこのピークを打ってもちゃんと聞こえている・・^^;;
こういうところが悩ましいよね・・

さて、この伝で通常の16ビットオーディオを扱うと-30dbだと66dbの通常利用幅ということになる・・
また、ノイズフロア領域では楽音とノイズの判別が付かなくなる・・と言う点もあるしね・・
個人的には160db位のダイナミックレンジにならないと真にアナログを凌駕できないのではないか・・と思うのね・・
特にサミング部分などではもっとスペックが要求されるかも・・と思いますね。
なんと言っても加算部だから・・
音響総論 / 2007/02/20 13:44
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2007/2/14と15に福島県は喜多方市でFBSR会技術研修会が開催された。
今年のテーマはデジタル伝送で、心と心をつなげるか・・(意訳)というもの。
とかく技術論に偏ってやれデジタルがやれアナログが・と言う話になりがちであるが、それよりもっと大事なものがあるでしょ・・と言うことが原点。

講師の岡田辰夫氏の絶妙の進行とサウンドに酔いながら、考えた。
ノイズの問題、長距離伝送の問題を考えたとき、今後デジタル化は交代すべくも無いことである。

が、たまさかステージに展示されていた実働のMIDAS PR-04シリーズの卓の分厚い音と聞き比べるとアナログの底知れない実力を認識できるのよね・・

舞台は常に生音と拡声音のせめぎ合いの場である。

数年前のデジタル検証の際、演奏中に舞台から客席に降りていったさ・・
舞台上の生楽器の音空間から、舞台端の階段に足を降ろそうかというその瞬間に明白に音が変わる境界線があったことを思い出す。首半分くらいできっちりと分かるその違いに驚いたものだ・・
アナログではそんなことはなかったからねぇ・・

つまり、生音とデジタル音は溶け合わない・・とその時は思ったのね・・

レコーディング業界ではもうあまりこういう議論は聞かれない・・
確かに・・スタジオと調整室は区切られているからねぇ・・
でも、舞台は必ず生の楽器がそこにある・・

ここ2年くらいの製品はさすがにそれほど違和感はなくなった・・

でもやはりどこかに根強く混ざりきらない要素は有るのよねぇ・・

もちろん、デジタルリバーブをさんざん使っておいて何を今更・・と言う議論も十分理解できる。
実際私も使っているし・・
でもね・・やっぱり140とか250とかの音って良かったなぁ・という抜きがたいイメージは残るよね。(管理は大変なんだが・・)

今回、アナログのオーバーレベルでのナチュラルディストーションも参加者は体験できた。
思いっきりつっこまないと体験できない危ない世界。
これはアナログの特権なんだな・・
デジタルだとクリップしたらおしまい・・音が無くなるか盛大に歪むか・・デジタルリミッターでごまかすか・・

じつはこのナチュラルに歪んだときの音が、実に気持ちよかったりする。

悩ましい話だなと・・

皆さんはどう考えますかねぇ・・
音響プラン / 2007/02/17 23:26
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知人がこういう事に関わってますので、紹介。
まぁアマチュアで既製の曲をえらく達者に演奏する・・と言うことは有るけど、オリジナルは難しいよね・・
まして発表となると・・

それでも新しい才能が出てくればうれしい。

以下知人の別サイトでの書き込みからの引用

かわさき音楽コンテスト
  募集要項について載せてみます。
 http://www.ongakunomachi.jp/...

■ 募集内容
  インターネットでの音楽コンテスト
■ 応募条件
  オリジナルの楽曲と演奏
  オリジナルであればジャンルを問いません。
  自作の作詞・作曲・編曲による楽曲
  音楽事務所などに所属していない演奏者による演奏
  自費により録音された楽曲
  他者の権利を侵害しない楽曲・演奏
■ 応募資格
  性別・国籍・年令不問(川崎市外からの応募も歓迎)
■ 選考方法
  インターネットでの投票 システムによりランダムに選ばれる
  2曲の対戦形式・月末時点の勝率にてランキング決定
■ ラジオ出演・着うた配信などの特典
■ ランキング上位者
  情報誌「Kawasaki Music Magazine」
  「神奈川新聞」などで紹介(予定)

■募集締め切り:2月20日(3月度分)
※直接下記トーリューモン住所に送付してくだされば、
 2月27日到着までは間に合います!
 
 コンテスト期間:3月1日~月末  結果発表:4月1日
■ 応募方法
  CD (CD-R)と応募フォームに必要事項を記入して郵送
(応募いただいた作品は返却いたしません)

■ 送付先
 〒211-0006 川崎市中原区丸子通1-640-1F
 株式会社トーリューモン
 「かわさき音楽コンテスト」Y係
 
 ご連絡はtoryumon.nagasawa@gmail.com 長澤までお願いします。
雑談 / 2007/02/17 23:07
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うひゃ~、記事を書く前に投稿してしまって慌てて直すことになっちまったい!って言わなきゃばれないか・・^^;;

さて、お芝居では効果音の送出に、踊りでは音楽の送出にどうしても欠かせないのがポン出し機材。
昔は圧倒的にオープンリールのテレコが多かった。
踊りでも流派を持っているお師匠さんの所はオープンリール
でも、演歌をバックに踊る新舞踊が流行ってから一気にカセットテープ素材が増えたこともあってカセットテレコも多かった。

CDの出始めの頃は、CDを挿入してからのロードにえらく時間が掛かったこともあって、とてものことに本番最中の入れ替えに間に合わない・・
で、結局CDをオープンやカセットに録音し直して使ってたなぁ・・
先にも書いたけど、この再録の時にレベルや音質を調整しておける・・これはメリットだと思う。再録音のね・・出し物の性質に合わせられるわけ・・

で、CDが主流のメディアに踊り出した頃、MDが出てきた。
これ・・便利なんだが、音がちょっと・・癖がある・・明白に良くないと明言する人も・・わしなんかはCDもどっこいどっこい・・などとひどいことをいってるけど・・^^;;

問題はときどき大ポカをやらかしてくれる・・TOCデータがすっ飛んで何もなくなってしまったり、いざ音を出すぞ!というときに読み込まなかったり・・途中で止まってそれっきりそれっきり・・とか・・
また、業務用の精度の高いものほど他社ので録音されたものを受け付けない・・という問題も・・

で、なんやかやと、民生用の安いデッキが安定していたりする。
ところが、民生用のリモコンってポン出しにおよそ向かない作りなのよね・・

ボタンは小さいはグニグニ感触は悪いは、スタートしたんだか止まったんだかさっぱりわからねぇ事といい・・だから、舞台を見ずにデッキのディスプレイに目線が貼りついちまう・・「お~動いてる!」なんて・・

この点業務用の大型のMDは違うよね・・DENONだとかOTARIだとかのロケーターボタンは確かにしっかりとした感触と動作をしてくれる。
でもどちらも他社MDに対して繊細すぎるのよね・・

さて、MDでなければ・・て、MOもあったし業務用のサンプラーなんてのもあるんだが・・どちらも流通が細くいつまで使えるのかがちょっと不安。高いしね。MOはメディアコストも高い。

CD-Rは最近はずいぶん良くなった。音も安定度もね・・高速焼き込みしても目立った弊害はなくなってきた。
が、CDプレーヤ自体がポン出しをあまり考えていない作りのものが多い。
DENONの奴で業務用があったけれど、これは確かに使い易い。曲頭をメモリーに読み込んでいるので、タイミングもまず思い通り。
が、もう売ってないし、CD-Rってちょっと変更があるたびに焼き直し・・メディアがもったいない・・値段の高い安いではなくね・・

コンピュータ・・こちとらなんやかやと四半世紀つきあっているし便利は認めるが、失敗の許されない現場に持ち込みたいと思ったことはない・・WinにせよMacにせよ・・BSDやLinuxにせよ・・
なんとしても・・といわれたら3台並列運転くらいは考えたいなぁ・・
いろんな事ができすぎる・・というのは余計なことをやらかす・・て言うことだしね・・専用機化するならポン出し専用マシンの方がコストも安いと思う・・
また、専用機化したコンピュータって・・なんかすごく悔しい・・とっても悔しい・・^^;;
それと、画面を見るということ自体LIVE向きといえないと思うんだが・・

で、HDDプレーヤやシリコンプレーヤ。
近頃はお値段も安くなったし、容量も長丁場のイベントにも耐えるほどになってきた。HDDなんか容量がありすぎるんじゃないの?というくらいだし・・
音質も結構良い・・非圧縮ならCDも超えられるかも・・
が、ポン出しで使うには3点ほどの難点が・・
1 操作系が小さく独特。
2 オードポーズ機能がないものが殆ど・・(垂れ流し用の設計)
3 ディスプレイがないか小さい・・膨大な曲数が入るのに曲名が分からないのでは・・

さらにHDDに関する私の危惧を・・

昔のオープンテレコやカセットの時代の大型モーター機器は、不具合が出るとき、必ず予兆があった・・妙な音が出始めたとかワウが多くなったとか、動作音が大きくなったとか・・
これによって、メンテなり修理に出すタイミングを計ることが出来たのよ・・

が、今のマイクロモーターって奴は予兆も何も無しにいきなり"ガキっ"と死んでしまうことが多い。
つまり本番中にさっきまで快調だったのに・・いきなり死んでも文句が言えない・・という問題があるのね・・しかも誰も分からない・・SMARTなんか当てになるかい・・

だから失敗できない現場にマイクロモーター系の機器を持ち込むのは嫌いなんだ・・CDだって信用ならない・・MDはもちろん。HDDは十数台自宅に転がっていたくらい・・

さて、今後の展望を考えるとき、メディアはシリコン系でどんどん容量はアップして値段はどんどん下がっていくと思う。
で、思うのだが、メディア(ドライブ)に必ず操作部、I/O、コンバータがくっついてないといけないものか?
IEEE1394なりUSB2.0なりのポート経由でドライブ部が外付けできれば好きなメディアを条件から選べばいいじゃん!というのが最近の考え。

今の目標はシリコンメディアのRAID5での運用。
各スロットにエラーランプが付いていて、メディアエラーのあったメディアをホットスワップで交換してしまう・・という考え方ね。

本番中でもトラぶったらそのメディアだけ交換すればノンストップ!って良いと思いません?
それにロケーター部分が、大きさの制約無しに作れたら、操作感や信頼度が格段に向上すると思うしね・・コストも存外安く出来そう・・

基本的な要素はロケーター部(これは各自の好みがあると思う、従前のDENONスタイルが良いとかキーボードにしてくれとか・・USB2.0接続が汎用性があって言いと思う)、コントロールセンター部(ポン出しとしての機能をEP-ROMかなんかでバージョンアップ可能にすると便利?)、メディアドライブ(CD-RでもDVDでもHDDでもSATAとIEEE1394とUSB2.0で繋げるもの・・シリコンメディアなら市販のカードリーダーも使えれば安いよなぁ・・)だけだよね?
コントロール部にはちょっと大きめのLCDディスプレイをつけてさ・・
ポン出し / 2007/02/10 11:05
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レコーディングミキサーやPAのオペレータの中には騒音性難聴の方が結構おられる・・
かくいう管理人も子供の頃からの中耳炎やなんかの影響もあって左右のバランスが必ずしも良くないし、低レベルの音の聞き取り能力は健康とは言いかねる。まぁなんとか通常レベルでの聞き取りが出来るので仕事にはあまり差し障りはないんだけど・・

でだ・・騒音性難聴は90dbを超える音を長時間にわたって聞くと殆ど発症すると言われている・・まぁ細かい条件などは専門の方に聞いて欲しいのだが・・

なぜ発症するのかに関し、最近感じていることをちょっと・・

人間は使われていない器官は退化させてしまう・・という問題がまず第1にある。
まぁ退化というと進化論的な退化ではなくまぁ衰弱させてしまうと言う意味合いかな・・
例えば、関節は特に病気でない限り一生可動範囲は変わらない。が、体が固くなって・・とよく言われる現象は、実は運動神経の単純化によって引き起こされる。ある程度以上の可動域になると引きと縮みの神経が一緒になり、開こうとしているのに閉じる筋肉も一緒に動いてしまう。これが関節の可動域の狭くなる一番の原因。

これは人間の諸器官すべてに同じ事が言え、耳についても同様。

我々が仕事で大音量を聞くとき、実は大音量の中の小音量の聞き分けをしている事が多い。つまりマスキングを嫌って大音量の中のノイズとか、小音量楽器のバランスを聞こうとしている。これは言ってみれば逆マスキング、乃至は大音量にすることで人為的なカクテルパーティ効果を出そうとしているのだと考えられる・・
このことは大音量部分は聞かない、あるいは聞こうとしない・・という習慣といえる。
これがメタル系のバンドとなると130dbにも届こうとする様な大音圧・・まともに聞いていたんでは後で耳鳴りで苦しいので耳栓でカバーしながら・・聞こうとか、対策を取ることになるが、それでも体を突き抜けてくる大音量・・で、そんな音は出ていないという心理操作で"慣れる"ことになる。
つまりは大音量を聞いてない・・

聴覚神経が一生懸命脳に信号を送っても脳がそれを受け付けない状態が長く続くと、聴覚神経が使用されていないのと同じになり、聴覚神経は「ああ・・いくら稼いでも脳は受け取ってくれないのね・」とさぼり癖が付き、結局鞭毛の脱落を発生させる。こうなるともう元には戻らない・・

つまり、大音量下にさらされることで、聴覚神経の信号を脳が受け取らないという保護機能が働き、結局聴覚神経に回復不能な退化・・を発生させると言うことなんだろう。
これが騒音性難聴の本質でないかとにらんでいる。

ということは上司の小言を聞かない!という態度も難聴を誘発するんではないだろうか・・^^;;
お年寄りによくあるように思うのだけど・・

などと言うことを考え、普段はなるだけ人為的な音を聞かないようにしている。
車がちょっと悩ましいなぁ・・
自然の音に耳を澄ませる癖をつけると、人為的な音を聞くのが苦痛になるというのはあるかも(人に依るか・・)
都市部なら環境音の細かい音に気を使うとかね・・

まぁ、耳の保護の意味でも虫の羽音やら風の音、せせらぎの音などを沢山、注意深く聞く癖をつけるのは良いことだと思うこの頃・・
雑談 / 2007/02/08 09:33
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クラシックはもちろん、ジャズや邦楽など俗に言うPA臭い音を嫌われる仕事というのは結構多いものだ・・まぁ大手のカンパニーではあまりそうした仕事を取らないことが多いし、その出演団体の直属のオペレータだったり、あるいは小屋のオペレータが頼まれてすることも多いので、マーケットとして確立していない・・と言う問題もある。

とまれ、そうした仕事で生音を大事にと言われたときのアプローチ法の一つがディレイを駆使し、生音を先にリスナーに意識させることだ・・とは紹介した。
これは脳神経額の最新の研究でも明らかになりつつある。
脳は常に記憶にある引き出しで世界を認識する。従って先発情報の印象で後発情報を処理してしまう・・と言うことだな・・
鏡に映る自分は常に若くてちょっとやせている・・というのはそのせい・・分かるかな?

さて、生音を大事にしたアプローチで気をつけるべきことのもう一つ。

まず、フェーダーを下げた状態で演奏をしてもらう。
徐々にフェーダーを上げていく。
あるレベルまで来たとき生音が厚くなり、そしてPAの音に変わる・・
この生音が厚くなってPAの音が意識できるようになったレベル・・これを私の師匠であり友人でもある岡田辰夫氏は「規定点」と呼ぶ。

岡田氏のサイトは

http://okada-design.org/

へどうぞ

このレベル以下ではまったくPAをしていないのと同じであり(いやちょっと語弊があるか・・生音を濁らせているだけ)、この規定点を超えて初めて我々の仕事になる。
で、この厚みが増した状態、規定点で実は生音+3dbには少なくともなっているはず。だって生音と同じレベルにならないとPAの音は殆ど認識できないはず。(意地になってスピーカーに意識を向けるとかではなくね・・)
ということは、すでにこの時点で生音だけで気持ちよく音楽を楽しめる距離がルート2倍まで伸びている・・ということ・・
これにさらに3dbレベルを上げるだけで生音だけの時より2倍の距離まで、楽器の音がちゃんと届くという状況を作れる・・
この感覚、分かりますかね・・

オケや吹奏楽なら1000人クラスのホールなら本来PAは要らない。
が、ポップス的な曲もやりたいしいろいろ演出したい・・となると照明の必要から反射板が使えない・・
ホルンや打楽器が全滅・・弦や木管も飛んでこなくなる・・
こういうときにこそPAがさらりとお手伝いできないといけない。

バトンから絵面に影響しにくいマイクをさらりと降ろし、全体の音をほんのちょっと押してあげるだけでオケがぐっと前に出てくる・・その段階でもうOKなんだよね・・だれもPAしているなんて気がつかないけれど、オケそのものを楽しめる・・

邦楽や演劇もそう・・バウンダリーマイクをさらりと仕込んで役者の声を後から押してやるだけで声の通りがぐっと違ってくる。でもそれ以上にしてはいけない・・ポイントは声の通りが良くなった・・と言うあたりで止めること。音量が上がったというレベルの必要はない・・(まぁ実際には上がっているんだけどね・・普通の人は気がつかないよというレベル)
すると役者や邦楽器の演奏者のプライドも傷つけないし、後の席のリスナーも楽しめる。なにせ台詞がよく聞き取れないと芝居は楽しみにくいからねぇ・・

生理学的に聞き取れるかどうかのぎりぎりにしていると人間の耳は感度が上がる・・だからわざと下げることも仕事のうち・・という論理を仰る大家もいる・・
けれど、それは耳に障害を持っている方への差別につながりかねない気がするなぁ・・
やっぱり出来うる限りすべての人が楽しめるための基礎、は準備しておくべきだと考えるんですがねぇ・・
音響プラン / 2007/02/08 09:10
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 さて、スピーカーのセッティングを検討しろの、位相をチェックしろの、時間軸をチェックしろのと言われても、どんなときにそう言う点を確認すべきか、調整すべきかを判定するのが分かりがたいと思う。

 そんなときに一つの判断肢を・・

・オペレートしていてフェーダーの反応が悪いとき
EQを操作してもあまり音質が変化しないように感じるとき

 これは何が起こっているのかというと、オペレータのコントロールが効かない状況だと言うことなのよ・・コントロールを失った状況ね。

 この状況で何をやっても電気的におかしな音を作るだけで何にも良いことはない・・
 つまり、電気的に対策することは無い!ってことさ・・物理現象を電気でごまかそう!なんてことは無謀。
 物理現象は物理現象で解決する必要があると言うことだね。
 これが解決されて初めて電気的な操作が実際の音に反映するようになる・・
 EQもフェーダーもグンと効きが良くなるのよね・・
 スピーカーのセッティングがきっちりして、位相も時間軸も正しくなればようやくチューニングを始められるってわけだな・・
セッティング / 2007/02/07 11:25
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 近年非常に主流となってきているラインアレイはもちろん、そのアレイの前に基礎となったスピーカーリギング(まぁ日本語でよくフライングとも言うが)によるFOHシステムの真のメリットを考えよう。

 通常リギングによるメリットは、近距離のリスナーと遠距離のリスナーの音圧差が少ない(どちらも適度に距離が取れる)ことが上げられる。
 また、観客の頭に吸われることが少ないため高域減衰が理論値に近づくと言うこともある。
 そして、会場内の音圧の平均化が図られる・・ここらが教科書に載っている話。

 実際、システム設計に当たって一番に検討しなくてはいけない点は客席内の各部でどれくらいの音圧を確保できるか・・が基本的なポイントになる。

 また、SIMなどのFFTアナライザでの分析では、強大な反射面がないか、共振ポイントがないかなどがチェックされる。

 が、管理人の考えるリギングアレンジの最大のメリットとは、相対的にリスナーの位置で直接音比率を上げられる、よって高い明瞭度を確保できる・・と言う点にあると思う。

 単純な6面体構造の会場で考えると、定指向性スピーカーであっても床置きスタックでアレンジするとそのカバー指向角の大部分が、天井や左右の壁、そして背面の壁に向かうことは容易に想像できると思う。
 このことの真の意味するところは、スタックアレンジの場合、床(1)、左右の壁(2)、背面の壁(1)と、合計4つの一次反射源が出来ると言うことだ。
 仮に一反射で10dbずつの減衰をしたとしても(物事を単純化するためわざと距離の因子は省略)、-10が4倍になるので+6dbで、直接音と-4dbしか音圧差が無くなってしまう・・これが明瞭度の著しい悪化を招くのは容易に想像できると思う。
まさか、何の対策もしないで手をこまねいているオペレータあるいはシステムチューナーはいないと思うので、大概そこそこに収めているのだけれど・・

さて、これをリギングアレンジする場合、明確な意図を持って隔壁面を忌避する・・するとどうなるか・・
殆どの直接音がまずリスナーに届く・・若干は床で一次反射をする。
この一次反射した後の音は床なり壁に最低2回は反射しないとリスナーには戻らない・・
仮に2回の反射でどれくらいになるかというと、-10db×2回で-20db(なんていい加減な!)これが左右後方天井で戻ってきて-20。4本分を加算で+6db。で、まだ-14db。
床反射は殆ど直接音との時間差はないので今回はネグレクトする。

どうだろう・・非常にいい加減な理屈ではあるが、かたや-4db、かたや-14db以下(2回以上の反射も多々あるため)と、対直接音で大きな違いがある・・

もちろん、これはかなりいい加減な計算で音響理論の専門家からはおしかりを受けるものではあるが、実際に体育館などのクリティカルな現場で注意深く応用すると非常に明瞭度の高いPAが可能になる。

とにかく、プランニングの段階で、スピーカーの公称指向角などを当てにせず、実際に高域における指向角を現場で確認し、壁面ぎりぎり(最遠部のリスナー基準が良いと思う)で確認をすること。とにかく、余分な壁面を嫌うこと(嫌う:回避する、よける)。

漫然と吊るのではなく、そう言う点に留意することで劇的に音は良くなるものだと思うが・・

管理人の例ではロックバンドからクラシックのヴァイオリンソロまでを体育館で行い、著名な指揮者から「いや~音の良い体育館ですねぇ・・」と言わせるくらいにはなった・・えっへん!^^;;ゞ

まぁ、冗談はともかく、スピーカーの設置にもっと細心の注意を払うことで、例えリギングできない現場でもかなりの音質の改善は可能だと言うことは頭の隅にでも入れておいていただければ・・
音響プラン / 2007/02/07 11:06
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さて、体育館と聞くと音響家もミュージシャンもあのひどい残響とかんかん響き渡る音響を思い浮かべ、憂鬱になるのではないかとおもう。
が、考え方をちょっと変えるとあれはあれで結構ましなのよ・・

難しいのはアーチ型の屋根でステージに対し蒲鉾が横になった奴。
これはどうセッティングしても変なところがつきまとう。結構大変な思いをしました。

で、一般的なプロセニアム開口に対し扇形に開いた客席構造を持つホールに比べても、通常の四角に作った体育館はそんなに悪くない・・

以前にもちょっと書いたような気がするが、通常の内装処理では音響的には鏡のようなもの。
吸音処理があるにしてもまぁちょっとスケルトンっぽい鏡かな・・と言うくらいのもので、と言うことは面の数だけ音像が出来かねない。(写像としてね)
まぁこれはホールの隔壁面が全部鏡だったならと仮定して想像して欲しい。
天井に複雑な乱反射構造を持っているホールの場合、恐ろしいほどの音像イメージができあがることが理解できるだろうか・・

これを如何に回避し、悪影響を少なくするか・・というのは実は結構大変で、生演奏ならまず生音の数倍の反射音でひどいことになるし、スピーカーを使うとこれまた時間的な整合が取れないので更に問題を複雑にする。

翻って体育館
真四角の作りだと仮定すると正六面体では最大六個。屋根が切り妻だと七面・・これだけしか反射面がない。
だから定指向性スピーカーをリギングアレンジして対抗壁と左右の壁を避けてセッティングすればほとんどいやな残響や反射から解放された拡声が可能だ・・
生楽器の場合、原則的に全方向に音が出るのでこういうアプローチは不可能。
だから大音量の生楽器があっても音楽的明瞭度は改善しない・・よって指向性制御の甘いハイファイスピーカーがいくら強力でもPAシーンでは使い物にならないと言われるゆえんである。

さて、ウィーンの楽友館ホール、つとに音響的に優れていると定評がある。
形式はもろにシューボックス。六面体・・
これをまねて近年小ホール等でパイプオルガンを入れちゃった・・くらいにしてシューボックスタイプのホールが建設されているが、概して音が良くないと言われる。残響は多いは、耳にきついは・・と・・だからあきらめて講演会で使って更に評判を落とす・・ドラム入りのバンドでは鬼のよう・・

ここらへん、建築音響の設計者の頭を悩ます部分なのだが・・敵
が良くない・・オーストリア帝国の強大な財力、武力をバックに世界中から飾り職人を集め、壁や手すり天井すべてにバロックだかロココだかの飾り彫刻を施されているホールと、コスト削減の号令一下!プレーンな壁面材料で作られた近年のシューボックス形式のホールが同じ音になるわけがない・・

言ってみれば敵は音的には光に例えるとベネチアンガラスのホール。こちらはペカペカの鏡のホール・・
拡散の美学が違うんだろうなぁ・・
寸法だけ測ってきて更に壁面材料の物性を調べてそれで事タレリ・・と思ったところに大きな敗因が・・

日本の多くのホールで響きが良くない・・汚いと言われる一番の原因は、プレーンな壁面で面数が多いこと・・これにつきるように思う。

事実、うちの小屋で拍子木を叩いて録音したさ・・

波形を見ていて気がついたのだが、メインのピークの前に小さな波形がある・・これが実は生音だったのだ・・
それ以外は強大な一時反射であったとさ・・
建築音響 / 2007/02/06 20:04
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ピアノにマイクをアレンジしてPAするなら、大概コンデンサーマイクかな?
オーバーヘッドもコンデンサーが多いかと思う。
まぁ451なのか391なのかとかはおいといて、なぜコンデンサーを使うのか考えてみましょう。

ダイナミックマイクの中でも57系のマイクはオールマイティで、結構弦楽器でも使える音質を持っている。

で、だからといってこれを生ピアノに使うとマイクの特性のおいしいところと音源との距離が離れすぎる。

つまり、いくら57がオールマイティとはいえ、基本的には接話型として設計されたマイク。非常に近接した状態で初めて良好な特性を得られる。
このマイクをあえて離して集音することも可能。仮バウンダリーとして使えることは以前に話した。

が、転がしのある状態で生ギターにセットするような使用法の場合、音源に近接できればよいが、ちょっと離れてしまうと転がしの音と取りたい相手であるギターの音とでは音量差がなさ過ぎるのだ・・
結果、フェーダーをあげられず、ハウりやすい状況が生まれる。

もちろん、適切なマイクセッティングが出来、ミュージシャンがその意図を理解して近接のまま演奏してくれたらこれは強力なツール。

しかし、すぐに離れたり、ミュージシャンがマイクにびびって離れてしまうような状況では結構厳しくなる。

で、コンデンサーマイク
まず近接効果・・というより距離によって音量の減衰が少ない。
これはモニターとの関係で近接効果が弱いので、近いときはそれほど有利には働かないのだが、どうしても離れてとらざるを得ないときに助けられることが多い。
特に中高音の集音能力などで先のギターの場合など、マイク距離が離れてもモニターに負けずギターの音を聞き取れるようにしてくれる。

クリティカルな現場で、安全策をとって57系でと言うことも多々あるにしても、弦系に関してはやはりコンデンサーマイクが使いやすいと思うことが多い。まぁ451などはその特性上、オケの中での存在感確保に有効なのだが・・

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音響プラン / 2007/02/03 01:50
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