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サウンドアンドステージブログへようこそ
一級舞台機構調整技能士(音響機構調整)の管理人(新田康久)が舞台音響技術やその周辺の話題を取り上げます。
管理人の性格上しばしば脱線するかも知れませんが・・
なお、つっこみ、茶々大歓迎ですよ・・
まぁ、お互い直接会ったときに気まずくならない程度にね!

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舞台音響・PA・SRとライブでの周辺技術

一級舞台機構調整技能士でもある管理人が、舞台音響(PA,SR,Recording)などに関わる話題と技法に迫ってみたりする。

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以前、FBSR会技術研修会で講師の岡田氏がマツダ(東芝のブランド名)製A型ベロシティマイクをレストアして持ち込んだことがある。
これが又素晴らしい音がした・・純A型ベロシティは高域特性が良くないと言うことであまり評価されてはいなかった模様・・(昭和38年発行のマイクロホンハンドブックの記述による)
が、機材の存在を感じさせず、話している本人が立上がるような音のあり方にいたく感銘を受けた・・

岡田氏によると外国製のチョコレートのアルミホイルの響きがいいのでひらめいてそれを使った・・とのこと・・プレーンなライターで丁寧にのばし、蛇腹をカッターの刃の背で作ったと言うからすごい・・

さて、このときの一言・・外国製のチョコレートのアルミホイルの音がよい・・と言う言葉・・これがずっとどこかに引っかかるのよねぇ・・

確かにシャラシャラという独特の響きがある。
国産だと妙にビニールっぽい音がする・・

考えてみると国産の金属って一般に鈍めの音がするなぁ・・などと思ったのよ・・

で、考えた・・

素材自体の音って、もしかするとかなり音響機材の音自体に影響があるのではないだろうか・・

スピーカーのコーン紙の音やエンクロージャの話はみんなする・・
が、ボイスコイルのワイヤーの音、アンプ内の配線材の音・・トランスの巻き線の音・・筐体の素材の音・・コンデンサーのアルミ材の音・・誘電体の制震材としての性能・・ケースのアルミの音・・など・・いろいろな素材が音に影響を与えそうだなと・・

日本の製錬技術は大変に優れてものがあるのだが、こと鋼に関しては欧米の鋼に今ひとつと言われていたように記憶する。
昨今、蹈鞴鉄の技術が再現され、鋼としての技術が一つよみがえったようであるが、もともと日本刀のための技術であった・・
翻って欧米は銃の歴史が長く、銃身のための製鉄技術、特に鍛造技術が進み、靱性と耐熱性に優れた鋼の開発で日本を上回るものがあったのかと思う。
また、宇宙技術とともに又素材技術も進んだのか、結果として音響機材にも良い影響があったのではないかな・・

でだ・・なんでチョコレートのアルミホイルまでシャラシャラと夢を誘うような音がするのか・・なんで国産のは単に包み紙のような音しかしないのか・・
なんで、国産シンバルは良い音がしないのか・・
なんで管楽器も欧米に優れたものが多いのか・・

回路技術もいいし振動モード解析などもいいのだけれど、素材自体の中の音・・にもっと注目すべきではないかなぁ・・

奇しくもキャノンの技術顧問をされている 寺垣研究所・寺垣武氏考案の波動スピーカー(同名の他のシステムもありますが、ここのが面白い)は、分子間のエネルギー移動現象としての素材の中を通る音に注目されていますね・・

こういった新しい視点からの素材音響学が育つ余地があるように思います。

自然現象の中でしばし、従来の音響理論では説明しがたい現象が観測されます。
それも実は自然の持っている性質であり、まだまだ人間がすべてを解明できているわけではない・・
もし本当にすべてを解明できているならもう科学者は要らないわけで・・
正しい科学的姿勢というのは、まだまだ人間は無知であると言うことをまず認めることだと思うのですがね・・

とまれ、素材自体の音色に思いをはせるきっかけとなったAベロのアルミでした・・
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雑談 / 2007/03/28 09:46
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Gベロ復活


この写真、おわかりの方は「おお!」とお分かりだろうけれど、ん?古っぽいマイクだなぁと思う方も多いのでは?

音の大きさのところで話した音の大きさは簡単には速度×圧力(どちらも微笑変化量としてのものなんだけど・・)と書いた。
で、普通のダイナミックマイクやコンデンサーマイクは圧力型のマイクとして知られる。まぁ今は殆どがそうなんだけど・・
で、もう一つの方式としてベロシティ型マイクというものがあって、その代表?と言うか唯一と言っていいものがこれ、リボンマイクである。

まぁ、理屈は至って簡単で、強力な磁界の中にアルミのリボンがぶら下がっていると言うもの・・その支持機構とかいろいろなんだけどね・・
ぶら下がっているものがものだけにデリケートである。下手に吹いたら一発でお釈迦!
だから、昔は歌手より録音技師(と言ってたはず・・)の方が威張っていた・・

このマイク東芝製でRCA77DXのコピーとして出発したらしい・・
まぁ双指向性なのでドラマ録りとか使いやすそう・・
その他Aベロ、Bベロ、Kベロなどがあった模様。
AベロはRCA44DX風だな・・

で、こいつをどうやって使うか考慮中

順当には三味あたりかな?
結果に乞うご期待!
雑談 / 2007/03/20 18:56
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前の話題で、ハウるのは余分な音のあるところ・・書いたけど、これはシステムとその空間の相乗効果で作り出すもの・・
が、位相問題、システムに内在する容量分と誘導分の織りなす共振現象(物理現象の等価回路としてのそれも含め)など、実はミキサーやアンプにも不安定要因を作り出す因子は沢山ある。

昨今、安価な機材類は氾濫し、それはそれで結構な性能を持っていたりする。
管理人がこの仕事を始めたころ、500W×2なんていうアンプが5万やそこらで買えるなんて信じられなかったからなぁ・・

それでも今現在でも一見同じような諸元で数十万なんて言うアンプも売られており、また、沢山のサウンドカンパニーがそれを購入している。

理由の一つにはやはり、信頼性の問題・・過酷なツアーで極寒のトラックの中に補完されたりまた灼熱の野外ライブもある・・荒れた道路で飛び跳ねながら運搬されることもある・・
こういうときにやはり実績を積んだメーカーのものはやはり頼りになる・・と言うことが一つ。

あと、やはり音質の問題。

これは一聴して素人でも「お!いい!」となるようなものではなく、むら無く品位の高い音・・とでも言ったらいいのか、目立たないんだけどいい・・と言うようなものだよね・・
ステューダーのアナログ卓なんかはその典型。だてに8chで何十万もする分けではない・・MIDASやCADACなど、最高の現場で選択される機材はやはりそれだけの信頼に足る音質を持っていると言えると思う。

こういう高い品位を持った機材でなんの調整もせずぽんと音を出したとき、「お!このままでもいけるかな?」と思っちゃうのよね・・

もちろん、ライブハウスなど音響的にタイトな場所ではそう言う悠長なことは言ってられないことも多いんだけど、ある程度以上の空間の取れている場所ではそう言う感想が出るのよね・・

で、ゲインをどんどん上げていっても、意外にハウらない・・
いや・・スピーカーの真ん前にいてさえ・・

このパターンでもっと驚異なのは測定用に使う無指向性マイクでさえ結構拡声できてしまうのよね・・

したがって、良くできた品位の高いシステムだと、DPAなどの本来録音用とされたマイクでさえ拡声に使えたりする・・まぁクラシックなどではそれをうまく使うんだけど・・

だから、ハウるからすぐEQで・・とかではなく、本質的な部分での品位の向上!をまず目指して欲しいなと・・

仮に安価な機材しか使えない現場であっても、その機材なりの最良の動作をさせてあげる。
きっちり各アンプステージでアンプが鳴りきる設定になっているか、確認して欲しいなと・・おもうなぁ・・
セッティング / 2007/03/20 09:31
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さて、システムチューニングというと、例の「へぇ~・・」とか、「うわん、つ~」と、ちょっと初心者には恥ずかしい声を出してやる奴か、SIMあるいはSMAARTのようなFFT解析ソフトを使うか・・と言うものが主流。
が、「へぇ~」はかなりの経験がないと「??」となってしまうし、FFT解析ソフトは高いしこれまた訓練がいる。

初心のうちはどちらもつらいよね・・

でだ・・いつもいつもとはお勧めしないんだけど、誰でも取り組めそうな方法を・・

まず用意するもの、コンデンサーマイク(業務用のある程度以上の品位のものね・・)、まぁ451とか391でいいかと思う。

こいつをボーカル位置に押っ立てる。

で、拡声を始める・・

素材はいらない・・

徐々にゲインをあげ「ふ~ん」とか、「き~ん」が来始め(このニュアンスをちゃんとつかんでね・・いきなりガキーン!では仕事を失うよ・・)のところでGEQを調整。
収まったら更にあげていく。

こうやって概ね6-9ポイント位をいじったところでまとめる。

で、何か再生してみて違和感がないかチェックする。

この方法の考え方は、ハウるのは余分な音のあるところである!という考え方。

実際、高品位なマイクと高品位なミキサー、高品位なアンプ、高品位なスピーカーだと、安物と違ってハウりにくいという事実がある。まぁいそう特性などが高い周波数まできれいに揃うためだな・・

こうしてチューニングしておいて、ボーカルマイクを普通の58などに変えても全然問題はない・・事が多い・・

まぁ、調子に乗ってオーバーEQにならないようにね・・
セッティング / 2007/03/19 01:31
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さて、基本中の基本に属するとは思うのだが、しばし抜け落ちていたりするポイントを・・

まず、余分な音、音楽にも無いような音はエネルギーを無駄に消耗するだけ、あるいは音を濁らせるだけ・・と言うことをチェックしましょう。

ここはオーディオマニアをしてはいけない・・(いやオーディオマニアが良くないなどと言っているわけではない・・経済効率を考えないとビジネスとしての音響が成立しないからね・・)

楽音としての低音成分は、超巨大和太鼓などの再生をしようなどという無謀なことを試みなければ殆ど40hzより下の音はない・・ウッドベースの最低音でさえ40hz近辺。

これより下の音は、仮に出ていても雑音に近い物になる。

低音成分は特にアンプのエネルギーを大幅に奪うので、低音に電力が投入されていると、上の帯域全部にエネルギー不足・・パワー感の抜けを生じさせる。ブレーカーダウンの大きな原因でもある。

出演者の不用意な動作でマイクが倒された場合でも、ハイパスで低音を切っておくとスピーカーを飛ばしたりアンプを飛ばす確率を下げられる。不用意にフル帯域を通しているとそうした打撃音で直流に近い成分が出るとアンプースピーカー系へのダメージは計り知れない。

「スピーカーから聞こえてない音は無駄!」

これはよっく考えて欲しい。
何度でも・・

例えば生ギター
ソロの時は40hz位まで下の帯域をのばしておくと、実にアコースティックな気持ちよい音がする。特にプレーヤーは自分がいつも練習しているときの音がそれなので、そう言う音を要求しがち・・

いいよねぇ・・ソロの時は・・確かに・・

でも、アンサンブルの中にはいるとギターの要求される帯域はもっと中高域にシフトする。

ベースがいたりすると低音はベースが受け持つしね・・

で、低音弦が聞こえるということと低音を出さなければいけない・・と言うことは意味が違う。

アンサンブルの中では、生ギターが入っている・・というアレンジ上の意味をしっかり考え、必要とされる中高域の帯域に絞り込んだ方が、アンサンブルの中で生ギターは浮き上がってくる。

それ以外の帯域は他の楽器とぶつかり、音を濁らせる原因になるだけ・・

もう一回繰り返す。

「スピーカーから聞こえない音(アンサンブルの中で)は、サウンドを汚くしている音」

このことを各楽器に適応して、厳選すると素晴らしく分離の良いミックスが可能になると思う。
十分に意識して欲しい。

さて、こうして努力してもなかなかすっきりと音がまとまらない・・混変調っぽい感じがする・・と言う場合、二つの原因を私は考える。

一つはスピーカーの置き場所が悪い、置き方が悪い・・と言う場合。

FFT解析ソフトであっても読み取り能力が足りないと見落とすのだけれど、コヒーレンスがあまり良くないと言う場合、殆どがスピーカーの設置を変えなければいけない。要らないところにスピーカーが向いていないか、共振ポイントはないか・・

まぁこれを言い出すと止まらないので、もう一つの原因を・・

グランディングのミスマッチが紛れ込んでいる場合・・

これは基本中の基本の一つだが、時間のない現場ではついついセットアップを急いでしまい、結果グランドループに電力を喰われ、普段の力をアンプが出せなくなってしまう・・と言う問題。

結構発生するんだけれど、気がつきにくい・・そりゃそうだよねぇ・・組んじゃっているんだから・・

まぁ比較的大きなサウンドカンパニーでツアーを組むような場合は、そうしたグランディング問題も含め、電源周りはきっちり整理してあると思うんだけど、複数のカンパニーの機材を集めて仕事をする場合、一発物の借り物機材の仕事の場合、現地カンパニー機材での仕事の場合(信頼できるところももちろん多いですがね・・)など、結構伏兵が仕込まれてしまっていることも・・

ジーノイズが若干でも出ている場合などはこれを疑いましょう。
覿面にエネルギー感が失われ、音の透明度が悪化します。
で、これに気がつかなくてEQやその他の方法で対処しようとしても、機材がそもそもその力を発揮できないので、ドツボにはまります・・

特に時間がないときはなかなかグランディングのチェックをしたくはないのよね・・その過程であらたなトラブル要因を作ってしまうということもあるし・・

で音のパワー感の割にアンプが熱い!などと言うときは、何らかの無駄なエネルギーでアンプがパワーを喰われている、と判断して間違いないと思う。原因探索の参考にして欲しい。
セッティング / 2007/03/16 09:54
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え~・・ケーブルに関してはマニアックな方々が結構おられるので地雷かなと思いつつ・・所感を述べたいと思います。
取り敢えず、カナレクラスの製品を使っている限り、ケーブルにこだわるよりするべき事が沢山無いか?と言うのが基本。
スタジオならもっとマイキングや楽器自体のコンディション調整、演奏技術の向上、表現力の向上など、やるべき事は沢山あると思う。

ハイファイシステムで聞く3千円のギターでの下手な演奏より、軽トラックのラジオから聞こえるクラプトンの歌の方が遙かに感動的だ・・なんてことはざらにあるよね?
こういう事をもっと考える方が建設的だと思う・・

と言う前置きを置いておいて・・

さて、よく音がよいと評判のベルデン・・
特性を計ると誘電率もF特もそれほどずば抜けてはいない・・
が、概して評判がよい・・なんででしょ?

管理人の持っている昔のゼンハイザーのヘッドホン・・
今時の物よりよっぽど音がよいし聞き疲れもしない・・
が、付いているケーブルは「え?」っと思うほど細くて華奢・・

なんででしょ?

通常表面効果で高周波ほど表面しか流れないので、撚線でないと高音がなまる・・とは、昔の教科書にもよく出ていた。
が、絶対抵抗値は太い線がよい。
近年はそこを走る電子の挙動がどうたらで、無酸素銅が・・とか、単結晶がとか、或いはアモルファス?などいろいろ騒いでいるけれど・・そうそう、半田が良くないなどと仰る方々も・・ICの中とか基盤の半田はどうすんじゃろ?と思うんですが・・

さて、ここで愚考。

モーターと発電機は必ず対で発生する物理現象。
導体内を電気が通る・・これ自体でまず磁界が発生する。これにタイムラグ(1/4位相分)が発生するところにまず悩ましい点・・
磁界に比べ電気は常に早く変化していく。
よって、磁界と電流にはずれがあってそこに電磁力による導体の微振動の可能性が発生する。
この現象、より細い撚り線の方が大きな影響が出る物と思われる・・
だよね?単線じゃ磁界もワンループだし・・

でだ・・導体が動いた・・とする。
するってぇと磁界はまだ残っているので、こんだぁ起電力を生じる・・
この起電力はお約束のように電流を止める方向で発生する。(だから逆起電力と言うんだけど)
モーターの突入電流と、その後の安定電流に至る経緯と一緒だな・・それほど強大ではないにしても・・

これが音をなまらせる一番の原因なんだと思う。

ということはだ・・柔らかい線ほど動きやすい・・と言うことは音がなまりやすい・・て事にならない?

だから、単純に固い線で固い絶縁物で固めたケーブルの方が音がよいと感じやすい・・とは想像できないかなぁ・・

ベルデンのケーブル・・これが又固いんだ・・
なんで固いのかというと、ミサイルなどの強大なGの中でケーブルが伸び縮みしちゃえらいこった!という設計思想なんだろうね・・元々が軍用だったんだから・・
だから音がよい・・と。
先に挙げたゼンハのケーブル・・これまた固いのよ・・
んで、体に触るとカサコソちょっとウルサイ・・でも音がよい。

国産のヘッドホン類は皆ケーブルが妙にしなやか・・う~ん・・ここらでもしかして決定的に違ってないか?

ということで、個人的にはあまり実験する気力はないが、スピーカーケーブルなんかもIVの6本より線(鬼のように太くて固い)と細いより線を編んだようなケーブルを作ると一番音が良いんじゃないかなぁ・・
出来れば撚り線は半田かなんかで固めてしまう・・とか・・
どうですかね?
雑談 / 2007/03/13 10:03
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え~、今現在私の住んでいる秋田県はものすごく吹雪いています。
で、つらつら思ったことで、まぁ舞台音響とは直接関係ないのかも知れませんが・・

スキー場等で突然の天候急変があった場合、完全なホワイトアウトで方角もなにも分からなくなる場合があります。

こういうときに方向性を強く打ち出した音響システムで、この音が聞こえているうちはコース内!しかも聞こえる方向は脱出方向!・・この音になったらどちらにコースアウト・・
みたいなシステムは組めるのではないかな・・

実際ホワイトアウト状況ではまったく視界はあてにならない・・こういうときに指向性制御技術を駆使し、あるいは超音波スピーカーなどを駆使することでサバイバル情報を与えることが出来るのではないかと思ったんだけど・・

まぁ確かに防寒具のフードをした状態で、しかも強風下での伝達は大変ではあるけれど、光よりはずっと到達能力を持っていることは間違いないはずだよね・・
雑談 / 2007/03/12 22:14
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さて、サラウンドに関する話題が盛んではあるが、SRではあまり活用する機会がない・・
どうしてもスピーカーからの距離が均等な方がその効果を楽しめるし、特に広大な野外やアリーナでは収拾が付かなくなるためだ・・

が、ライブ感を残しておきたい・・ということでのノイズマイクなどの収録目的ならライブ会場でもサラウンドでの収録はあり得る・・
とはいってもあまり録音チャンネルに余裕のないSRオペついでの収音などで使えるかなとちょっといたずら的に考えてみた。

MS収音が双指向性のマイクがあればマトリクスを工夫することで実現できることは以前に記した。

なら、双指向性マイクをA-BでSR席の両脇に立てておき、各々正相と逆相を取り出したら、少なくとも前後4系統の音が録れるよね?2chだけで・・

反則かなぁ・・

一般のホールなら側面反射の効果を特に収音することを目的に、前後方向に2本立てて、横向き設置し、同じく正逆を取り出すことで、側面反射を特に意識した収音が可能になる・・これをダイレクトに卓から取り出した音とミックスするだけでも結構な効果を得られるように感じる。

とはいっても、私もまだテストしてないのであれですがね・・
だから・・雑談なんだが・・

今手元にGベロが二本・・ケーブルを変えたりコネクターを変えたりしないと使えないんだけど、これでテストしてみるかな・・
ステューダークラスの70db位までローノイズでゲインの録れるプリアンプかミキサーが必要なんだけど・・これが一番の難関かな・・
雑談 / 2007/03/08 16:14
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日本ではオケや劇団主導のホールというのはほとんど無い・・
特に村単位くらいでおらがオケ・・とかおらが劇団・・とはなかなか・・利賀村の国際演劇祭が話題になったが、あれが利賀村の方達だけで作り得たか・・というと・・かなり難しかったのではないかな・・
やはり芸術はキーマンが必要で、その狂気に皆が引っ張られるのだと思うんだけど・・

さて、表題である。
東京フォーラムの(だけではないが)使用料金が高いと言って某オーケストラが陳情を出したことがあった。
十分に同情する。
が、現実に経営的に物事を考えたときどう評価しようか・・難しいんだよね・・

東京フォーラム・・建築総額は2000億にも上ったと聞く(伝聞なので正確ではない)
まぁあくまで参考計算と考えて欲しいのだが、残存価額を無視して、2000億を通常のコンクリート建造物の耐久年数50年で割ると年間40億。まぁ定額法だな・・

んで、実稼働日数250日で割る。
一日1600万・・

大小ホールと会議室併せて8イベントくらいは開催出来るみたいだが・・
一日1600万かい・・これは一般管理費などの経常経費は入っていない。
これって民間だったら絶対にやらないね・・
だから・・だから設置者の意志・・これが大事なのよ・・これで何をやろうとするのか・・

現実問題。小屋が採算を取ろうとする場合ロングラン興業に限る。劇団四季さんはそれで何とかしのいでいる。

各県の県民会館クラスでも、支出に対する収入は貸し館に限ると10%程度。自主事業を行って初めて例えそれが赤字でも比率としては近接する。黒字でも全体としては大きな赤字には違いない。
ロングラン興行をすると宿泊はともかく足代とギャランティ美術などの費用が割安になってくる。
これに主力を置いてこそ初めてトータルで黒字という状態を作れる。
商業演劇の劇場などはこれ無しには成立し得ない。(単独館として黒字を出そうとした時ね)
通常は親会社があってそこそこの資金補填があって成り立っているところが殆ど・・まして公立施設では赤字垂れ流しでも文化振興という名目を掲げて文化面での社会還元、文化の育成を計る・・と言うことにしている。

でも、利賀村の例でも挙げたが、結局キーマンの存在が欠かせないのよね文化って・・これは合議でどうにかなると言う物ではない気がするのよ・・

だから、建物を建てればそれでその自治体の文化が何とかなると思っているあたり・・なんだかな・・

その後の・・いや本当は建てるもっと前のキーマンの育成と確保・・これこそが大事なんだけどね・・
ホール管理 / 2007/03/03 02:02
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クラシック系のイベントだから必ず反射板が使えるというわけではない・・ミュージシャンには結構辛いのだけど・・

まずはオペラ・・膨大な天を突く舞台セット、照明などによってステージ上は反射板のはいる余地はない・・そもそもステージ上にオケがいる場所があるか・・結局オケピットでの演奏だとこれまた反射板とは無縁となる。まぁ・・ある程度音響的に意識した作りのピットもないわけではないけれど・・決して満足のいくものとは言いかねることが多い。
そして、同じくバレエ(球技ではない)・・

サントリーホールなどのワインヤード形式のホール・・リスナーのための浮き雲などがある場合もあるが、リスナー用なので、演奏者にとってはメリットはない・・

近年、オケであってもポップス系の曲だけのコンサートも多々・・演出上、照明効果を期待する場合反射板が使えない・・

本来、ホール自体も反射板も人為的にハードとして作られたものなので、自然に・・と言う言葉とは相反する要素が必ずある。
ゆったりとした残響をたっぷり楽しめる曲と、近現代曲のように非常に速いテンポでリズムが重要な曲とが同じハード上で楽しめるというのは幻想だろう・・

そして、反射板や残響を語るとき、常にリスナー側から語られるのだけれど、肝心の演奏者はどう聞いているのか?
楽器本体への影響は?などが語られた文献を殆ど見たことがない・・

おまけにクラシック専用のホールとして作られても、結局はそのイベントの7割がドラムセットの入ったものだ・・と言う統計もあるようだ・・
するってぇと7割は設計目的外使用・・となってしまい、設計者側からも利用者(演奏者・主催者・リスナー)からも不評なものとなってしまう・・

で、反射板だ・・

本来こいつはなんのためにあるのか?その機能は?と考える。

第1義にはステージ上の音を集め、観客席に放射する。
特に打楽器、ホルン、チューバ、弦楽器の一部などは観客席とは違う方向に大きなエネルギーを放射するので反射板がないと、効率が悪く、また、音楽バランスが取りにくい。

第2義には、ボックス構造が出来ていると、低音などで共鳴効果が発生し、音が変化する(良い方向と言えるかどうかは微妙)。

第3義には、演奏者に対するモニター効果が期待できる。
まぁフロントサイドスポットの出っ張りなんかも使える人は使っているようだが・・反射音を聞いて自他の音を聞き分けながら演奏している人は多い。

第4義、これがわたしが再三にわたって述べてきたことだが、反射音が楽器の音と共鳴し、楽器自体の音を厚くする(まれに逆効果の場合もあり)。大概の演奏者はこの状態で自分の楽器を認識しているようだ・・
まさか無響室での音を自分の音だと思っている人はまずいないだろう・・

反射板という存在が必ずしも良いかどうかは評価の分かれるところで、オケだとみんな結構あきらめて反射板の最初からセットした状態で演奏を始めることが多いが、ピアノ録音なんかだと、どうしても最良の位置を探してカットアンドトライを繰り返さなければいけない・・
ということは、反射板の中のステージ内でも多々良い響きの場所、悪い響きの場所があると言うことだ・・
言い換えるとオケなどではかなり諦めていると言うことでもある・・

このことは、反射板とホールの設計からどうしても構造、材質、寸法から来る固有の共振モードがあり、これからは逃れられないことを意味する。

でだ・・なんでこれほど問題が大きいにも関わらず反射板にこだわるミュージシャンが多いのか・・ってことだね。
先に挙げた第3義と第4義が大きいのだと思う。自分も演奏する立場として考えた時ね・・

で、反射板が使えない・・もしくは無い・・と言うときに、第2義はちょっと困った問題を生じることがあるので、それを回避しつつ第1,3,4義をリスナー、演奏者(必要であれば役者や踊り手)に提供できる方法はないかと考える。
ちなみに残響付加装置の類はこの場合は残念ながらくその役にも立たない・・(汚い言葉でごめんね)
演奏者にとって残響とは演奏を止めたときに聞こえるもの・・特に大音量時には・・それ以外はあまり関係ないのよね・・特に超絶技巧を要求されるような楽曲の場合、残響どころではない・・というのが正直なところだろう。

で、こうした問題をどう解決したか・・気が向いたら書いてみます。
音響プラン / 2007/03/02 09:34
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