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サウンドアンドステージブログへようこそ
一級舞台機構調整技能士(音響機構調整)の管理人(新田康久)が舞台音響技術やその周辺の話題を取り上げます。
管理人の性格上しばしば脱線するかも知れませんが・・
なお、つっこみ、茶々大歓迎ですよ・・
まぁ、お互い直接会ったときに気まずくならない程度にね!

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舞台音響・PA・SRとライブでの周辺技術

一級舞台機構調整技能士でもある管理人が、舞台音響(PA,SR,Recording)などに関わる話題と技法に迫ってみたりする。

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 先日、急遽ヘルプを依頼されたとある神社のお祭り現場・・
 当日、先乗りしていたスタッフの後を引き受け、セッティングを進め、リハーサルに臨んだのさね・・
 到着したときにはもう主要なセッティングは終わっていて、スピーカーの位置調整や入力系の仕込でもう音出しは可能になった・・

 まぁ、スピーカーが安物だとかそういう点を勘案しても結構悪くない音に仕上がり、リハに臨んだのだけど・・

 音痩せとリバーブが来ない!というトラブルに悩まされた・・
 それでもあれこれ調整し、何とかOKをいただいたのだが・・

 気になって本番までの間調整するも・・すこぶる良い感じ・・

 で、ヘルプを頼んだ張本人のオペレータが到着。

 軽くチェックして問題なし・・

 ところが、先のトラブル例も有るのでと、申し渡して対策を協議しつつ本番へ・・

 で、本番でまた同じ現象が!

 おかしい?っと彼と協議してもしや電圧では?と言うことになった・・

 ヨッシャとドカ発を調べに行ったら、T相108V、S相98V、R相・・67V!!

 おわ!っと卓テントに来ている配線を調べたら、ステージ照明用の端子盤が全部卓回りの電源と同じ相になっていることが判明・・
 これは良くもまぁ動いている・・としか言えない電圧・・デジ卓なら一発でNGだな・・と、それが良かったのか悪かったのか・・

 取りあえず、後半までの間で対策すべく準備して、休憩の間にすべて対策。
 電圧も確認し、後半はノープロブレム・・

 自分で、電源回りの工事も立ちあっていれば当然チェックしたであろう事を、でき上がった現場だったので、ついつい見落とした今回の事例・・

 3相対応の照明電源盤だったので、当然きちんと工事されているだろうと安心したのもまずかった・・しかも大手電気工事会社の方が工事されたと聞いていたし・・

 諸兄も、訳の分からない現象に悩まされたらまず電源から疑いましょう!
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雑談 / 2007/08/25 14:55
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この仕事をしているとどうしても機材のメンテは必要である。・・ってどの業界でも大事なんだけどね・・

普通に仕事をしているとケーブル類のメンテが一番多いかと思う。
コネクターの破損も有るし、断線・ショートのたぐいを起こさないためにも普段のメンテは欠かせない。

さて、ケーブルの被覆内断線はどこらが一番発生しやすいかと言うと、コネクターから20センチ以内が最も多い・・
まれに台車に踏まれたりして真ん中近辺と言うことも無い訳ではないが、どうしても屈曲回数の多いコネクター近辺が多くなる。

JAEキャノンのネジ類、ケーブルクランプ・ゴムキャップは予備を用意しておくに限る。
こいつのお陰でネジの数だけトラブルは発生する・・という鉄則を学ばせていただいた・・

さて、JAEキャノンは銀メッキの端子を使っている。
銀メッキ・・確かに金属中ではもっとも抵抗の低いものの一つでは有るが差し込みコネクター系に使う場合いくつかの欠点が・・

一つには酸化の問題・・銀食器等も酸化を防ぎ輝きを保つのが大変だ・・良く真っ黒になったキャノンコネクターを見かけるが、特にファンタムを扱うときに厄介になる。
これの除去には金属クリーナーを用いる。食器などで使われる銀専用のクリーナーでも良いがお高いかな?
昔、衛星通信系の仕事をしていたとき、導波管内が銀メッキでこれのサビ落としには食器用の磨き剤を使っていた。

もう一つには金属としては比較的固めの部類であること・・
これは接触面も固いので完全にぴったり合わない限り接触面積が少なくなりがちであること・・

金メッキが重宝するのは錆びないことと、柔らかいのでめり込むように接触面積が増えることが上げられる。

さて、さすがにオープンデッキは殆ど見ることが無くなったが、カセットはしばしば使用される。
当然、カセットデッキのメンテナンスは欠かせない。

テープ走行系のメンテとヘッド回りのメンテにクリーナーが欠かせない。
専用クリーナーも良いが入手がだんだん困難になってきた・・
そこでお勧めは薬局から入手できるイソプロパノール。
アルコールの一種で消毒に用いられる。
エタノールでも使えるが溶剤性が強いので、いらぬものまで説かしてしまう可能性がより高い。

そもそもこのイソプロパノール、ヘッドクリーナーなどの主剤である。
500mlで千円程度・・病院とつきあいが有るなら直仕入れで400円くらいで入手できるかも・・
ただし通称ファイブナイン99.999%の無水イソプロパノール!と必ず指定すること。
消毒用として売られているのは70%程度の希釈したものが多い。
これだと水が残るので錆などのトラブルの原因となる。

今でも高級オーディオ並びにDJ用としてアナログプレーヤーは使用されているが、このカートリッジの針・・
良く磨耗したので100-200時間程度で交換すること・・と言われている。

が、良く考えて欲しい。

相手はビニール・・かたや硬度10のダイヤモンド・・
普通に考えると100時間程度で磨耗などしない・・

殆どがレコードスプレーによって残留した粘着成分に、削り取られたビニールのカスがこびりつくことによって、団子状態になり、トレースできなくなることのトラブル。

よって早い段階からイソプロパノールなどで丁寧に落してやると復活する。
ただし、MM型でダンパーにグリースを用いているもの・・これは毛細管現象で上がっていったイソプロで溶け落ちてしまう危険が有る・・よってカートリッジ構造を熟知していないといけない。
ゴムダンパーのものは問題ない。
まれに針がカンチレバーから取れてしまう場合も・・これは接着法でつけている針が取れてしまうもの・・

さて、殆ど削れないはずのダイヤモンド針・・実際に観察するとやはり若干ずつ削れてしまう・・

なぜか?

これは空気中に漂うほとりの主成分がシリカ(ケイ素系)で有ることによる・・シリカは石英などの構成物質でもあり、岩石のかなりのものに含まれる・・硬度は7-8程度・・これはかなりダイヤに近くなるため繰り返しこすられるとさすがに磨耗の原因となる・・
この埃がビニール盤に付着することがレコード針の磨耗の大きな原因。多分めり込んでしまうんだろうねぇ・・

このめり込んだ埃を取る良い方法がないか今実験中。

っと、今日はこんなところで・・
機材とその管理 / 2007/08/11 09:53
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 近年、非常に低価格の機材が充実しており、プロの現場でもしばしば見られるようになった。
 静的な特性としてはまことに素晴らしく、また音質的にも価格を見なければ殆ど高級機と変らないほどである。

 先般のライブでも比較的低価格の機材でオペする機会が有った。

 ソロ演奏ではまことに素晴らしい音がする。
 ところが、大音量楽器が大量にミックスされてくると、どうにも抜けが今一の感じになる。

 これは部品一つ一つの電流容量と、電源の力に起因する。

 概して高級なプロ用のスタンダード卓は使われているパーツも大型で電流容量が大きい。
 もちろんICすらDIP型で比較的大電流を安定して流せる。

 対して低価格機材は各パーツが全部チップ型でICすらもそうである。

 よって、同じチャンネル数でも消費電力は大幅に違い、大型卓に至っては独立電源をタンデムで用いるほど・・

 この電源の違いが大量ミックス時の音質の鮮度を維持する上で多いに効いてくる。
 某M○DAS社の卓などがプロの現場で信頼される理由でもある。

 また、チップ型のパーツは曲げ応力に弱く、ある程度以上基板に変形が加わると一気に半田が破壊されすっ飛んでしまうこともしばしば・・

 これは過酷なツアー用途では安心できない要素となる。
 特に卓はそれ自体大型で重量もかさむため移動・設置時にフレームに相当の応力を受けているため、一枚基板の卓などはトラブルの元になる。

 さて、そういう条件をきっちり理解して、かつ予備機材を準備できるなら低価格の機材を使うことを非難するいわれはない。
 2U程度の軽量機材ならそれほど応力トラブルも起こさないし、小型機材なら充分に使用する価値のあるものも多い。

 あとはそれこそ適材適所!

 そうそう、昔からの足のついたパーツ・・
 基板に止めるにも基板自体に穴を空けて裏側のパターンでハンダ付けされる。よってチップパーツよりは物理的に強い。グラエポ(ガラスエポキシ)基板ならなおさら・・
 少なくとも半田がクラックが入って程度では部品が脱落したりはしない・・

 あと、ケースやモジュール。これも卓全部で一枚基板・・などと言うのはかなり大胆。
 8chモジュール単位でも結構キツイかも・・
 メンテ性、モジュールの強度などを考えるとやはり1ch1モジュールのものが丈夫。

 やっぱり高くなるよね・・

 逆に8ch程度の卓なら設備用には予備を用意して安価なものの方がメリットが有ることも・・
 どの道ホテルなどの用途ではコーラや珈琲をひっくり返されたりで、どんなにしっかり作ったものでも壊されるし、丈夫であっても補償は出来ないからねぇ・・確率の問題だ・・
 だったら安いものですぐに交換・・(その方が修理代より安いものも)・・ただし、設置者の理解をしっかり得ておかないとね・・クレームの嵐じゃたまらんから・・
雑談 / 2007/08/02 15:10
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さて、ツイーターが飛んだ?話を先日書いた。
同じ知人、某A社のワイヤレスチューナーが電源が入らなくなったとやはり修理に発注してくれないかとの話。
状況を聞くとACアダプターの受口がやばいらしい・・

確かに輸入代理店とも仲が良いし、修理発注はすぐ出来るのだが、たぶんアダプターコンセントの基板剥離かハンダが外れたと踏んだ・・

で、「多分すぐ直せると思う・・」と答えて引きとり、ケースを空けたらやはりソケットの中心極の基板の細くなっている部分で、基板の断裂剥離を起こしていた。

で、半田をテンコ盛りしてやって物理強度もついでにアップ!
正常な方も同じくテンコ盛りでついでに強化!

詳細に観測したらアンテナのシールドカバーも浮いていたので両者再半田並びに強化!

ここらへん・・今の製造工程では半田漕にどぶん!で薄く付けて終わりなので、どうしても半田自体の物理強度は取れない。

チップパーツは問題ないんだけれど、応力を受ける部品は人手による半田の盛り上げなどを行なった方がベストなのだが、これはコストの問題からどこもしないだろうなぁ・・ましてや長持ちされるより適当なところで壊れてくれた方が良いと思っているだろうし・・

さて、物理応力と言えば搬出入やトランポでの問題、接続時の問題などが考えられるが、まれに音響振動、発信振動によって半田にクラックが入ってしまう場合も有る。

モーターなどの稼動部品、そしてスピーカーもそう・・
意外なことにブラウン管機材だと高圧チョークコイルの発信によることも有る。

良く知られた例ではAppleのMacPlusなどのコンパクトMacでのチョークコイルのクラックでのブラックアウト現象がある。

アナログ基板のチョークコイルの半田が同心円状に白くなり導通が切れると言うもの・・
対処法はそこを再半田することだけで済んだ・・

機材をチェックするときに、半田が妙に白っぽくなっていないか気をつけてみよう。
良いハンダ付けがされているところは鏡面になっているはず。
白っぽいならハンダ付けがまずいか繰り返し応力による金属疲労を疑おう。

で、くだんのワイヤレスチューナー・・ばっちり直って快調です。
雑談 / 2007/08/02 10:21
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