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サウンドアンドステージブログへようこそ
一級舞台機構調整技能士(音響機構調整)の管理人(新田康久)が舞台音響技術やその周辺の話題を取り上げます。
管理人の性格上しばしば脱線するかも知れませんが・・
なお、つっこみ、茶々大歓迎ですよ・・
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舞台音響・PA・SRとライブでの周辺技術

一級舞台機構調整技能士でもある管理人が、舞台音響(PA,SR,Recording)などに関わる話題と技法に迫ってみたりする。

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 さて、ワットの話が途中ではあるのだが・・ああいう基礎理論的なものは気力がないと続かないからなぁ・・

 で、今関わっている夏の野外イベント、予算もないしと言うことで、内輪の手持ち機材だけで進めることとなった・・

 モニターオペレータがいるから注文がある。モニタースピーカーが目の前にあるから音を欲しがる・・と言う話はちょっとしたはず・・で、今回、バンド編成が多いにも関わらずディレー基準スピーカー構成をとることとした。

 単純にディレイスピーカーとするだけならそれほど音圧は必要ない。ハウスが受け持ってくれるからだ。

 が、今回、モニターも兼ねたいので、カバーエリアと余裕のある音圧を確保したい。
 しかも一台だけに高音圧を依存するのではなく(ピークが多くなるのでフィードバック的に不利)、4対向構成とすることとした。

 で、問題なので、いつぞやユニットが飛んだのかなと思ったらネットワークだったというスピーカー1対向・・
 4対向手持ちで揃うのはこいつしかないので(オーナーは二人)、なんとしても使えるようにしないといけない。

 幸い以前のチェックでH,L共にユニット自体はいきていることが確認できている。

 ネットワークを新たにオーダー入れても本体との金額比で、あまりお得とは言えないこと・・ネットワークが弱いことが分かっているので、また飛ぶことが想像できること・・から、バイアンプ駆動にしてしまえと言うことになった。

 将来サブローを導入することも考慮し、いま3バンドクロスオーバーネットワークを導入しても悪くはない選択肢。
 さらにはその飛んだスピーカーを持っているオーナーは4発同じものを持っている。アンプは2台。

 ならば、飛んだものと、残っているものとをどちらもバイアンプにしてしまい、スピコンスルーでパラ駆動できるようにしてしまえば通常の管理上も楽だろう・・とチャレンジすることに。

 スピコン=2バナナのケーブルを2本入手、スピコン4芯も2本入手。

 スピコンの裏の端子がカーオーディオコーナーで扱っている187型スピーカー用平形端子と一緒であることを発見。ついでにスピコンのパラ渡りから分岐できるよう車の伝送でよく使うケーブルの途中から分岐をだす端子も入手。
 ならばとスピーカーのプッシュ端子も裸棒型端子と言う奴にしたら後々取り扱いやすいだろうと採用。

 ここまでやると、作業をしやすいところで内部配線キットを作っておける。

 ということで、作業御昨日終わらせ、試しに鳴らしてみた。

 以前も記したと思うが、スピーカーは15インチユニットの入った非対称ホーンの入手価格イチキュッパ!
 エンクロージャの素性はいいよな・・と言う話もしてあったと思う。暴れが少ないのよ・・

 ということで、バイアンプで・・まぁユニットの特性表を見る限り3.5K位でのクロスが妥当かなとかなりいい加減に合わせ、CDホーン用の特性をセットしてみたら超高域がきつくなったので外し、CDを再生しながらH側を11時にセットしただけなのだが・・

 ○一つ多い値段のスピーカーに遜色の無い音が飛びだしたことには驚愕した。

 もちろん、バイアンプにすることでユニットの素の音になるのである程度の品位向上は期待していたのだが・・これほどとは・・

 以前はアンプのゲインもフルテンで、それでもクラシック的な悪くない音だがもう一つ抜けと欲しいとか、音圧が上がると詰まりだすという問題を抱えていたのだけれど・・すべて解決。

 プロセッサタイプのシステム的なしまった低音。ホーンも飛びがぐんと良くなって、以前10mがリミットだと思っていたがこれなら20から30m位の距離まで実用域にはいりそうだ・・

 まいったなぁ・・と仲間の音響屋と話ながら試聴を繰り返す。

 今回のメリットは、万一ユニットを跳ばしてもリプレースユニット自体が安価であること。
 また、より耐久性のある品位の高いユニットと交換する選択肢があること。

 ディメリット?改造が面倒であること。
 1対向でもアンプを2台もって歩く必要があること・・

 いや~・・でもエンクロージャの素性がいいというのは予想できたが、ここまで品位を上げられるとは思いもしなかった・・
 そうだ・・予備のダイヤフラムももう入手してたんだっけ・・

 安価で、小会場なら十分に使えるためおもちの方も多いかと思うこのスピーカー。
 万一にも飛ばしてしまって倉庫の隅に眠っているなら是非ともチャレンジしていただきたい。
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機材とその管理 / 2008/07/23 09:34
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 さて、ご奇特な読者の方からレンタル機材の為の発電機を用意するのにどれくらいの規模のものが良いか?というご質問を頂戴し、その際、スピーカーのワット表示に関する問題が垣間見えたので、初学の方にもご理解頂けるようあらためて説明してみたい。

 よく受ける質問に、このスピーカー何ワットですか?と言うものがある。

 結構電気を学んでいそうな人でも、こと音響に関しては勘違いされている方も多く、いざ説明するとなると結構大変なものだ。

 そこで、まず物事を整理してみよう。

 通常、スピーカーには電源は繋がない。
 よって、ここで消費されるエネルギーは直接電源から来るものではないよね?

 別にスピーカーは飯を必要とはしていないわけだ。(まぁ近年パワードスピーカーが増えたが、これは内蔵しているアンプが電気を必要としているということ。

 およそ電気製品(電化製品?)はすべからく電源を必要としている。(電池であってもソーラーであっても)・・その中にあってスピーカーだけは実に異質であることをまず理解していただきたい。

 さて、およそエネルギーを与えること無しに仕事をする存在はない・・これは自然界におよそ例外はない・・

 ならば、スピーカーはどうやって音を出しえるのか?よく見ていると低音用のスピーカーは確実に動いているし・・

 これはアンプから電力を音声信号として受け取っているということ。

 その音声信号をスピーカーは音にしている。
 よって言い換えるとスピーカーは音声信号電力を音に換える仕事をしていることになる。こういう変換するものを一般にトランスデューサーという。(トランスジューサーとも)
 音に換えるときに、スピーカーは電力を機械振動に変換している。

 そのため、スピーカーにはその物理サイズによって受け持てる音声信号の範囲(周波数:低音域から高音域までの事)が生じる。
 また、電力をどれくらい効率良く空気振動に変化できるかという能率が性能を評価する。
 さらにはどれくらいの電力を受け持つことができるかという耐久力(耐入力とも)という藻のも発生する。

 これらが、各々再生周波数帯域(○○Hz~○○kHz ±6dbなどと表記)、能率(○○db/W/mなどと表記)、耐入力(連続○○W、ピーク○○Wなどと表記)というカタログ数値の意味となる。

 さてスピーカーに電力を供給しているアンプ(おっと正確にはパワーアンプ)。
 これは要はどんな存在かというと、発電所から来た電気(電池でもいいが・・)を、音声信号で整形してスピーカーに電力として供給する装置。

 え?っと思ったマニアな人、結構いたと踏んだ!

 アンプって増幅器でしょ?受け取った信号を増幅して出しているんじゃ?

 違う。

 真空管にせよ、トランジスタにせよ、FETにせよ、スピーカーに行っている電力は電源ユニットから来ている。
 その電源からの電気を水道の蛇口のごとく閉じたり開いたりする行為に入力信号を使っているということだ。だから正しくは電気的には断絶しているといっても極論ではない。FETの制御極がゲートと呼ばれる意味を考えてみましょ。

 こういう性質の機材なので、当然、電力を最大でどれくらい流せるかという部材の太さ丈夫さに関する項目が出てくる。
 この項目に関するカタログ値が定格出力。
 アンプの性能としての定格値はある程度以上の連続出力を保証するもので、もっとも倍音のない正弦波であってもかなりの時間連続運転を可能にしている。
 また、同じだけの電力を供給するのにどれくらいの効率で供給できるかということから、アンプとして使用される電力が決まってくる。
 これが、消費電力というカタログ値に出てくる。

 ここまでいいかな?長くなりすぎるので続きはこの後で・・
音響システム構築 / 2008/07/13 12:59
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