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サウンドアンドステージブログへようこそ
一級舞台機構調整技能士(音響機構調整)の管理人(新田康久)が舞台音響技術やその周辺の話題を取り上げます。
管理人の性格上しばしば脱線するかも知れませんが・・
なお、つっこみ、茶々大歓迎ですよ・・
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舞台音響・PA・SRとライブでの周辺技術

一級舞台機構調整技能士でもある管理人が、舞台音響(PA,SR,Recording)などに関わる話題と技法に迫ってみたりする。

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 さて、定位に関して錯覚の話を振ったので、ついでにもう少し錯覚の話を掘り下げてみよう。

 そもそも、我々がステレオ再生を行っているそのこと自体が、実は大いなる錯覚であることに気がつかないと、不毛な原音談義に陥ってしまう・・・

 仮に非常に精密な音源方向を特定できるマイクがあるとして、我々が通常愛用しているステレオ再生装置から出ている音はどのように判断されるだろうか?

 想像するに、あくまで2方向からの関連のある音情報の到達・・としか判定されないと思われる。
これは5.1サラウンドだろうが7.1サラウンドだろうが、物理エネルギーの到達方向を測定する限りそうとしか答え得ないと思う・・だって、物理測定なんだから・・

 でも、我々はその間に楽器や歌声を定位して聞いてしまう・・

 これってすごい不思議で・・実に残酷なことだと思いませんか?
 人間って・・そんなことも判別できないのか・・って・・でも・そのなかで何十年もやれ原音再生が・・とか口角泡を飛ばしているわけで・・

 我々の脳の作り出す不思議でもあるし、その哀しみでもあると思ってしまうのよね・・

 なんで、こんな事でだまされてしまうんだろうか・・なんで我々はこの欺瞞に気がつかないのか・・とか・・

 社会の中にも、人間関係の中にも、一見物理的真実と思いこんでいることの中にも・・たくさんの錯覚が紛れ込んでいるのだろうなと・・
 それでもって、あいつは嘘つきだとか、本質が・・とか・・

 よく考えて欲しい・・

 自分が見ているその景色を他の人が見ているか・・本当に同じかどうか・・
 自分が見ている色が他の人も本当に同じかどうか・・
 自分が聞いているこの音が他の人も同じかどうか・・

 その検証の方法は無いんだよね・・

 写真も、絵も、景色も、彼女の顔も、自分の顔も・・すべてが自分の主観のなせる技・・誰とも共用できていないかも知れない・・って言うことを・・考えられます?

 主観を客体化する手段はたぶん今後とも誰も持ち得ないのではないか・・と言う恐怖をちょっと持ってしまいますよね・・

 で、そこから他人をまったく無視するのか・・他人のことを慮んばかってより他人に優しいであろう・・(これは客体化できないからねぇ・・)アプローチに進むのか・・

 管理人はどちらも評価しないし判断もしません・・あなたが決めることです・・

 絶対(と言うことはあり得ませんが・・)に誰とも共通の認識はもてないから他人をネグレクトするのか・・
 だからこそ、見果てぬ夢を追うのか・・

 たかが音響・・されど音響・・たった一つの感覚でも人の生き方に相通じる深いテーマが隠されているようです。
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音響総論 / 2007/12/03 23:05
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