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サウンドアンドステージブログへようこそ
一級舞台機構調整技能士(音響機構調整)の管理人(新田康久)が舞台音響技術やその周辺の話題を取り上げます。
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舞台音響・PA・SRとライブでの周辺技術

一級舞台機構調整技能士でもある管理人が、舞台音響(PA,SR,Recording)などに関わる話題と技法に迫ってみたりする。

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 さて、ご奇特な読者の方からレンタル機材の為の発電機を用意するのにどれくらいの規模のものが良いか?というご質問を頂戴し、その際、スピーカーのワット表示に関する問題が垣間見えたので、初学の方にもご理解頂けるようあらためて説明してみたい。

 よく受ける質問に、このスピーカー何ワットですか?と言うものがある。

 結構電気を学んでいそうな人でも、こと音響に関しては勘違いされている方も多く、いざ説明するとなると結構大変なものだ。

 そこで、まず物事を整理してみよう。

 通常、スピーカーには電源は繋がない。
 よって、ここで消費されるエネルギーは直接電源から来るものではないよね?

 別にスピーカーは飯を必要とはしていないわけだ。(まぁ近年パワードスピーカーが増えたが、これは内蔵しているアンプが電気を必要としているということ。

 およそ電気製品(電化製品?)はすべからく電源を必要としている。(電池であってもソーラーであっても)・・その中にあってスピーカーだけは実に異質であることをまず理解していただきたい。

 さて、およそエネルギーを与えること無しに仕事をする存在はない・・これは自然界におよそ例外はない・・

 ならば、スピーカーはどうやって音を出しえるのか?よく見ていると低音用のスピーカーは確実に動いているし・・

 これはアンプから電力を音声信号として受け取っているということ。

 その音声信号をスピーカーは音にしている。
 よって言い換えるとスピーカーは音声信号電力を音に換える仕事をしていることになる。こういう変換するものを一般にトランスデューサーという。(トランスジューサーとも)
 音に換えるときに、スピーカーは電力を機械振動に変換している。

 そのため、スピーカーにはその物理サイズによって受け持てる音声信号の範囲(周波数:低音域から高音域までの事)が生じる。
 また、電力をどれくらい効率良く空気振動に変化できるかという能率が性能を評価する。
 さらにはどれくらいの電力を受け持つことができるかという耐久力(耐入力とも)という藻のも発生する。

 これらが、各々再生周波数帯域(○○Hz~○○kHz ±6dbなどと表記)、能率(○○db/W/mなどと表記)、耐入力(連続○○W、ピーク○○Wなどと表記)というカタログ数値の意味となる。

 さてスピーカーに電力を供給しているアンプ(おっと正確にはパワーアンプ)。
 これは要はどんな存在かというと、発電所から来た電気(電池でもいいが・・)を、音声信号で整形してスピーカーに電力として供給する装置。

 え?っと思ったマニアな人、結構いたと踏んだ!

 アンプって増幅器でしょ?受け取った信号を増幅して出しているんじゃ?

 違う。

 真空管にせよ、トランジスタにせよ、FETにせよ、スピーカーに行っている電力は電源ユニットから来ている。
 その電源からの電気を水道の蛇口のごとく閉じたり開いたりする行為に入力信号を使っているということだ。だから正しくは電気的には断絶しているといっても極論ではない。FETの制御極がゲートと呼ばれる意味を考えてみましょ。

 こういう性質の機材なので、当然、電力を最大でどれくらい流せるかという部材の太さ丈夫さに関する項目が出てくる。
 この項目に関するカタログ値が定格出力。
 アンプの性能としての定格値はある程度以上の連続出力を保証するもので、もっとも倍音のない正弦波であってもかなりの時間連続運転を可能にしている。
 また、同じだけの電力を供給するのにどれくらいの効率で供給できるかということから、アンプとして使用される電力が決まってくる。
 これが、消費電力というカタログ値に出てくる。

 ここまでいいかな?長くなりすぎるので続きはこの後で・・
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音響システム構築 / 2008/07/13 12:59
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