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サウンドアンドステージブログへようこそ
一級舞台機構調整技能士(音響機構調整)の管理人(新田康久)が舞台音響技術やその周辺の話題を取り上げます。
管理人の性格上しばしば脱線するかも知れませんが・・
なお、つっこみ、茶々大歓迎ですよ・・
まぁ、お互い直接会ったときに気まずくならない程度にね!

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舞台音響・PA・SRとライブでの周辺技術

一級舞台機構調整技能士でもある管理人が、舞台音響(PA,SR,Recording)などに関わる話題と技法に迫ってみたりする。

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本来的に生楽器にはPAは要らなかった・・という歴史的問題が大きく横たわっているということを前提に、それでも最近ではアリーナでクラシックなどと言うとんでもないイベントも経済的要求から行われるようになった昨今・・やはり生楽器とPAの複雑な関係を考察しておくことはプランナーにとっていつでも大事なことだと思う。

さて、ここで個人的な失敗談を挟みつつ、皆さんにも考えていただきたいのだけれど・・

昔、北欧からお出でになった女性ジャズピアニストのオペを担当した。
小さな150人程度の会場。
ピアノソロなので大げさなことは要らないがクオリティはきちんと出さなければいけない仕事。
ハウスにSX-200を2対抗。モニターは無用とのことで無し。

プロモーター兼調律師の方に軽く弾いてもらって演奏者に出音の確認をしていただいたところ、大変に気に入っていただいた。
ほぼ満席の状態でスタート・・

が、くだんのピアニスト・・妙に力んでいる・・必死に鍵盤を叩き、いかにも弾きにくそう・・リハでは決してそんなことはなかったのだけれど・・

休憩時間に様子を聞きに行くと「私のピアノが鳴らない!」と悲痛なご意見・・
いろいろ考えてハタと気がついた!
そっか・・ハウスの回り込みが生楽器と逆相なんだ!

リハでは客席反射が大きく逆相成分が消えていたのに本番で満席だったので客席反射は減少し、相対的にスピーカーからの直接の回り込みがピアノの生音自体を逆相で消してしまったのだ・・
まぁハウスにはきっちり出ているのでまるっきり消えているわけではないが、演奏者の聞いている自分の楽器の音が貧弱になった・・と言う状態だな・・

すかさず位相を反転して後半は問題がなかったのだけれど・・
出音としてはほとんど変わりがない・・と言うところが怖いところだね・・

まぁ、この事件をきっかけに、生音と反射音との相乗関係、ディレイを駆使した整合集音、そして今も使っている仮想反射板システムへと考察するきっかけになったのだけれど・・
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音響総論 / 2006/11/27 20:19
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