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サウンドアンドステージブログへようこそ
一級舞台機構調整技能士(音響機構調整)の管理人(新田康久)が舞台音響技術やその周辺の話題を取り上げます。
管理人の性格上しばしば脱線するかも知れませんが・・
なお、つっこみ、茶々大歓迎ですよ・・
まぁ、お互い直接会ったときに気まずくならない程度にね!

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舞台音響・PA・SRとライブでの周辺技術

一級舞台機構調整技能士でもある管理人が、舞台音響(PA,SR,Recording)などに関わる話題と技法に迫ってみたりする。

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さて、ドラムマイクのもっとも大事なマイクの一つオーバーヘッド
これをシンバルの収音だけと考えている人も時々いるけれど、実はこれだけでドラムは結構とれてしまうものだ・・
昔、師匠の一人が穐吉敏子さんのバンドのPAをやったとき、バスドラのマイクを立てただけで、「あなたは私のバンドのドラマーが下手だと仰るのですか?」と叱られたそうな・・
とまれ、オーバーヘッドだけで綺麗にとれるものだし、またこれだけでもバランスが良くとれるくらいのドラマーはまずうまい。

とはいってもロックバンドやら歌謡曲、J-popなどまさかオーバーヘッドだけでは今時誰も相手にしやしない・・当然のごとくマルチマイク。
Jazzコンボでも最低4本くらいのマイクは立てるだろう・・まぁO.H(L,R)とSn,KDとね・・
これにH.HとかT.T,B.Tとどんどんマイクは増えていく。色物のパーカッションが入ったりしたらもう大変・・

で、O.H(オーバーヘッド)だ。
露骨にシンバルを拾うぞ的にシンバルに向ける人もいる。
私なら、シンバルを拾いつつスネア方向にカプセルは向けるが・・
で、まぁ一般的なO.Hのセットになる。
この音、ワンポイントステレオ集音で言うとA-B収音に相当する。
A-Bの間が離れているので、臨場感にあふれるが定位は甘くなる。
で、決定的なことは位相差を伴った収音になると言うこと。
当然フェイジングの掛かったショワ~~ンというシンバルになる。
これが、ロック系などではいかにもシンバル!という感じで好まれる。

が、ターキッシュジルジャンのレトロものなどを好むバップ系のジャズドラマーの場合は、「ちょっと待ってくれ・・この音は俺の音じゃない!」が始まる確率が高い・・
つまり、位相差によって低域成分がキャンセレーションを起し、生々しい音ではなくなるのね・・
ジャズドラマーは結構ナベの蓋みたいな原始的な音を好むのでおしゃれで小ぎれいな音は駄目と言われる。
ではどうするか・・EQを操作してなどというのは最後にしよう。

そう、X-Y収音の技法を使うと良い。
つまり、マイク2本を近接かつクロスしてセンターにセットし、カプセル間の位相差がでないようにするのだ・・
こうするとシンバルの低域まで生々しくとれる。(ポップス系ではこれが又嫌われたりするんだけど・・)

このセッティングの良いところは、オーバーヘッドだけで結構キックまでとれてしまうこと。スネアはもちろんね・・
EQを減らせること。

まぁあとは自分で試して納得して欲しいんだけど・・
このX-Yの時のちょっとした裏技。
PANをL-Rに振り切ってみよう・・

そう、バウンダリーでも話したあの技法。
結構違和感なく、かつ自然にゲインを稼げる。
これもミキサーの中で電気的に混ぜてない恩恵。
バランスの補正はマイクセッティングの調整を第一にね・・
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セッティング / 2006/11/30 18:50
コメント⇒2 / トラックバック⇒0

コメント

いつも見てます。
面白くて参考になるので友達にも紹介したりしてます。
また書き込みします。
がんばってください。

ありがとうです。

あらら~・・見てくれる人もいたのね・・
きっちゃんさん、どうもありがとね。
まぁ疑問点とか有ったら気軽に書き込んでみてください。
私で駄目なら大御所に聞いて答えられるようにしますので・・

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