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サウンドアンドステージブログへようこそ
一級舞台機構調整技能士(音響機構調整)の管理人(新田康久)が舞台音響技術やその周辺の話題を取り上げます。
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舞台音響・PA・SRとライブでの周辺技術

一級舞台機構調整技能士でもある管理人が、舞台音響(PA,SR,Recording)などに関わる話題と技法に迫ってみたりする。

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なんでかな?前回の投稿がダブってしまい、かつ削除できない・・管理画面上では削除しているんだけど・・

でだ・・スピーチについてもう少し考えてみたい。

スピーチって・・英語で言うと音響屋的には基本中の基本すぎて、別に音楽バランスなんてこともないし、定位や帯域の振り分けを気にする必要もない・・ということで結構軽く考えてしまうことが多いというのは否定しにくいと思う。
で、正しくPA(パブリックアドレス:構内拡声システム)なんかはエリア内で音圧を規定以上出るようにすればいいだろう・・みたいな安易なシステムが多いのは否めない。

昨日のニュースで地震予報システムの予備実験を行ったところ、病院内のロビーで多くの人が何をしゃべっているかわからなかった・・と回答していたあたりに如実に現れているような気がする。

実は人間が人間として発達した一番の基本は言葉の獲得である。
これによって、正確に意思と知恵を伝えることができるようになり、コミュニケーションの質が非常に高度になったことが一番なんだ・・
つまり、言葉が正しく、かつ力強く伝わること!これが人間としてのコミュニケーションの基本なんだ・・と言う点を、為政者にも設計者にも、システムを管理する側にも強く持っていただきたい・・というのが今回最も言いたいことだ。

したがってビジュアル系システムより何よりまず考慮されてしかるべきで、基本の建物設計、内装選定などの段階ですでに音響的考察とコンサルティングがされていれば、先のような失敗例は出なかっただろう。
スピーカーだけ良いものがあればいいということではないのだな。
壁面の使い方、基本レイアウト、容積計算、暗騒音の予想(特にパニック時)、内装材による反射減衰率の予想、そしてスピーカーの設置による反射や残響の発生予測、こう言ったことが十分に検討されていればもっと明瞭率も上がり、それでいてうるさくなく、伝わるべきことがきっちり伝わるシステムができるのだと思う。そして、じつはそれは人間としての基本生活の中ですごく大事なことだという共通認識が必要なのだと思う。

四六時中垂れ流しのBGM、がなり立てることに麻痺しそうな売り込みのトランペットスピーカー、そして選挙での非常識な歪みきった音声、ああいう音を平気で出す人たちでは、コミュニケーションの基本を知っているとは思えない。
ということはパニック時にも意思疎通がとれない状態で事故を大きくするだけのような気がする。

まぁ俗にいう音響・・の話しとはずれるのだけど、自分の仕事の足下、根源を時々は考えてみたいものだね・・
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音響総論 / 2006/12/21 09:13
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