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サウンドアンドステージブログへようこそ
一級舞台機構調整技能士(音響機構調整)の管理人(新田康久)が舞台音響技術やその周辺の話題を取り上げます。
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なお、つっこみ、茶々大歓迎ですよ・・
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舞台音響・PA・SRとライブでの周辺技術

一級舞台機構調整技能士でもある管理人が、舞台音響(PA,SR,Recording)などに関わる話題と技法に迫ってみたりする。

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ちょっとスピーチ周りのお題が続くなぁ・・(なら変えろってか?)

スピーチバックグランドノイズに対抗する、書類のカサコソを入れたくない・・などの理由でゲートを掛けたいことは結構ある。
ましてデジタル卓では簡単に使えるしね。

で、実際に試してみると分かるのだが、そのままでは使い物にならない。
これは子音の特徴によるもので、あるレベルに立上がる前の部分が聞こえないと子音が掛けてしまい、言葉として聞き取れないものになってしまうためだ。
よく、ダッカー(音声が入るとBGMをカットする機能)の掛かった店内放送などで、1度目の放送ではしゃべり初めが全く聞き取れないのと一緒。
まぁ、トランシーバなどでも経験するんだけど、こういう場合、「あ~」とか、「う~」とか、意味のない予備音声を出しておいてから次の言葉を続けるようにしないと、頭が欠けて聞き取れないと言う奴の、もっとシビアなものと理解してもらえばいいと思う。

ゲートというのはある一定レベルまで、音声を遮断しているため、子音に必要な擦過音などの大部分を削ってしまう。従ってゲートオフした後にしゃべりを再開したときがもっとも聞き取りにくくなる。

じゃあ使うなよ・・と言うようなモンだけど、議会などでも執行部内でのちょっとした打合せ(これも一言二言のもの)などでは追従しきれないことがあり、やはり使いたいことがあるのよ・・横を向いての咳き込む音とかもね・・

で、きつめにゲートを掛けつつ、子音の欠けを防ぐにはどうするか・・
サイドチューンとディレイを利用する。

サイドチューンに直接の音声を入力する。メインの入力には20-30msecくらい遅らせた(ここは実験で追い込めてないので追検証していただきたい)音声を入れる。
つまりレベル検知は早く、実音声を遅くしてゲートが開くときに子音の立ち上がり部分の通過が間に合うようにセットする。
これでかなり子音欠けは緩和できると思う。
また、これを利用することでスレッショルドレベルをかなり高い位置に持ってこれる・・よってゲートのノイズ低減効果がかなり有効になる。

というもくろみだが・・まぁ人が話しているその裏でごちゃごちゃ喋っている人もいるので、自ずと限度ってぇモンはあるんだけどね・・

機械頼りをお勧めするわけではないけれど、技法として知っていると助かる局面も多々あるかと思う。

お!そうそう、このゲートのレベル検知の速度・・これはアナログの非常に動作の速いものがお勧め。
デジタルでは演算に時間を取られるので、どうしてもアナログより不利。
つまり、非常にアタックの早いLive音源の場合はデジタルは一般に不利になる。
アタックの遅い設定は問題ない。また演算速度も確かに上がってきてはいる。
が、ストレートに早いのはアナログゲートの類。

金額が安いので小馬鹿にしがちだけれどBehringerのコンプをゲートとして使ったときはその動作の速さに驚いたものだ。(買えなどと言っているのではないよ・・)

うちの小屋で使っている卓はアナログ卓にも拘わらずリコール機能を有している。また、各インプットモジュールにダイナミックプロセッサがVCAを操作することで実現されているので、動作速度的には有利なものの一つ。

が、やはりコンピュータを介してパラメータのコントロールがされているし、このファーストアタックの問題ではやはりちょっと不利なのは否めないようだ。

まぁちょっと話がずれたけれど、如何に動作が速くともレベルが一定の所まで立上がらないとゲートが開かない、という原理そのものが子音欠けを招いている、というのは変えようのない公理のようなもの。
それに対する対処法という風に理解していただきたいね。
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セッティング / 2006/12/25 09:58
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コメント

Thresholdの発音?

何となく慣用的にThresholdを「スレッショルド」と書いたんだけど、これって発音のわかりにくい言葉の一つだよね・・人によっては「スレッシホールド」という人もいる。ネィティブに聞いてみたいもんだけど・・イギリス系とアメリカ系でも違いそうな予感・・

さて、辞書で発音記号を見てみたら
θréʃhould..全部のマシンで見えているのかなぁ・・
hはイタリック表記。
辞書自体にはThresh・oldと書いてある。
hの部分はサイレントに近いのではと予想しているのだけど・・
スレッシュ・(ほ)オールド
が詰まってバリエーションが出ているのだろうか?
疑問・・

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