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サウンドアンドステージブログへようこそ
一級舞台機構調整技能士(音響機構調整)の管理人(新田康久)が舞台音響技術やその周辺の話題を取り上げます。
管理人の性格上しばしば脱線するかも知れませんが・・
なお、つっこみ、茶々大歓迎ですよ・・
まぁ、お互い直接会ったときに気まずくならない程度にね!

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舞台音響・PA・SRとライブでの周辺技術

一級舞台機構調整技能士でもある管理人が、舞台音響(PA,SR,Recording)などに関わる話題と技法に迫ってみたりする。

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2月初旬から中旬に掛けての時期に福島県喜多方市の喜多方プラザ文化センターでFBSR会なる音響の技術研修会が毎年開催されている。
もともとは東北の音響技術者が、放送、レコーディング、PAとジャンルを超えて勉強会をしようというのが始まり。
毎回生音源で行われると言うのも際だった特徴で、しかもミキサーが大小ホールのみならず、楽屋、練習室など至る所に置かれ、参加者が思い思いの場所で実際にミキシングしたり機材に触れることが出来るという極めて実践的なスタイルの研修会としても有名。
しかも、一般参加者はおろか、主催者も運営委員も、講師までも参加費を払って参加するという・・^^;;・・極めてそう言う意味でも面白い研修会である。

さて、そこで運営委員をするようになって久しい。

ご多分に漏れず研修会の実施費用の中で演奏者謝礼金が結構比重が大きくて、あるとき、どうせ運営委員の中にプレーヤーが何人かいるんだからFBSRバンドでも作ろうか!と言う話になってしまった。
で、そのハードロックバージョンに参加したときのこと、「う~ん・・いつも音響屋としては演奏者に楽器音量は適切に、モニターは控えめに・・とお願いしてるよなぁ・・」と話題になった。
いっそ、モニター無しで演奏できるか見本になってみようか!と盛り上がり、付いた合い言葉が「ノーギャラ・ノーモニター

演奏曲はジミヘンの中から選び、パープルヘイズとリトルウィングだったかな?をすることになった。

いや、皆さん、これ、結構いけるのよ・・
各楽器、帯域を重なりにくいようにしてアレンジも音が団子にならないように気をつける。
演奏自体も必要なところにエネルギーが集中するようにコントロールすると、実にステージ上がすっきりするのさ。
で、各自、他のメンバーの音が聞こえるように、自分の音をコントロールしながら演奏すると、本当にノーモニターでハードロックが出来ちゃった。

管理人がドラムだったので、ある種自分の音で他のメンバーの音が一番聞きにくい立場。立ち位置(座り位置?)も一番奥だしね・・

演奏に当たってはまずベースが聞こえること、これが大事かな・・ある程度キックも合わせ込むし・・で、ギターは爆音系の音質で、でも押さえてあるのでまず聞こえる。キーボード・・というかピアノなどはソロの時、もしくは特徴的なリフの時に聞こえればよい・・と割り切る。

で、リズム隊が固まっていれば、上物隊は演奏の進行上問題はないのよね・・
で、他のメンバーの音がステージ上で分かるという前提を崩さないと、FOHもすごく楽。
モニターかぶりが無いもんね・・
たまたまそのときのメンバーの演奏能力が極めて高く、音が前に出てくる人たちだったので、かぶりが全体に少なめだったとも講師のオペレータ氏は言ってましたね。

で、まぁライブハウスなんかでは難しいかとは思うんだけど、モニターは無ければ無くても演奏不可能ではない・・ということ。これは覚えておいて欲しいね。実証しました。自分たちで。
それから、最悪のトラブルとして、大規模停電でPAも電気楽器もNGと言うとき、アリーナなんかはともかく、普通規模のホールくらいならドラムソロでつなげるとか、生ギターでつなげるとか、そう言う覚悟・・みたいなものがプロなら欲しい気がする。

まぁ、北国に暮らしているなら、オール電化住宅であっても電気の要らないストーブを一個は持っておかないと死人が出るよ・・と言う感覚と同じかな・・

で、その上で最低限必要なモニターって何の音だろうかと、演奏する上で最低限必要な情報って何だろうか・・と考えることは、音楽そのものを考えることでもあるように思うな。

とまれ、時間に余裕があるときに、ノーモニターでさっと音を出してみる・・
ドラムを挟んでベースの音が遠いぞ・・とか、うわ~ピアノが聞こえねぇ・・とかいってても、結構演奏って進んでいくもので・・
すると、本当に欲しい音って何?本当に欲しいメロディは?と、考えが深くなると思う。
それに、他のメンバーの音を気遣うようになるし・・なぜって?自分勝手な音を出すとすぐ聞こえなくなるから・・^^;;
こういうことを何度かやっていくと、同じ楽曲の中でもどこで押してどこで引くのか・・見えてくるよね。
それはアレンジのみでなく、演奏の仕方、音楽のあり方、ステージのあり方、リスナーへの思いの届け方・・などにもつながっていくと思うんだが・・

それが出来てくると、音響屋の見方もちょっと違ってくるよね、たぶん。
コミュニケーションもすごく取りやすくなると思うんだけど。

まぁ音響側としても出来ない人にこうだ!なんて押しつけられる何者もないんだけど、物理限界は超えられないよ・・と言う点、騒音性難聴に対する配慮から「いや~・・もうちょいモニター下げたいんだけど・・」と言わざるをえないことは多々・・
テレビのライブ映像を見てても、モニターセクションが苦労しているなぁ・・というライブは多いしねぇ・・インイヤーシステムで難聴になるミュージシャンも出ているし・・う~ん・・
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雑談 / 2007/01/29 10:45
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