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サウンドアンドステージブログへようこそ
一級舞台機構調整技能士(音響機構調整)の管理人(新田康久)が舞台音響技術やその周辺の話題を取り上げます。
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舞台音響・PA・SRとライブでの周辺技術

一級舞台機構調整技能士でもある管理人が、舞台音響(PA,SR,Recording)などに関わる話題と技法に迫ってみたりする。

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ビット=6db

これはPCMデジタルでのダイナミックレンジの計算を簡易的に行うときに使う換算式。
だから16ビットは96dbになる。
これはアナログレコードの30db程度から比べると十分に大きいし、問題は起こらない!とSONYとフィリップスの技術者は考えたらしい。まぁ今のCDの企画だな・・

通常人間の耳のダイナミックレンジは130dbといわれる。

これはもう何とも聞き取れない最低音を1dbとしたとき、これ以上は耳が痛くて耐えられない・・というレベルとの差・・とみんな説明している。

が、音響の現場で活躍している諸氏との話から浮かんできたこと・・

おそらく人間の耳の単位時間ダイナミックレンジは40db程度・・ここで言う単位時間とはある程度の実用的な短い時間と解して欲しい。

ヘビメタバンドを聞いた後では通常の会話70-80db程度ですら聞こえなくなるのでニュアンスは理解していただけると思う。

つまり、人間は40db程度のダイナミックレンジを弱音を聞くときにはその領域をスライドさせて聞くし、大音量時もそう・・大音量側にスライドさせて聞いているのだな・・どうも脳の中にそうしたゲイン調整のような機能があるらしい。

これがまず第1の常識の嘘

次に、アナログレコード時代を知っている人はちょっと思い出して欲しい。
仮にノイズのひどいレコードがあったとして、それに埋もれがちでも弱音部はちゃんと音楽として聞き取れた・・

仮にノイズレベル=楽音レベルであっても、音楽として成立しているのよね・・
これがデジタルならどうだろう・・特に再弱音に近いところでは?

次にマキシマム近辺で何が起こっているか考える。

アナログレコード、テープとも当然クリップし出すが、ひずみが暫時増加するにしても音がとぎれたり聞くに堪えないノイズに化けたりはしない・・
音色の変化を伴いながら音楽性を保っている・・
従ってアナログ媒体のダイナミックレンジというのは、実用域として極めて広いといえる。

さて、先般行われたFBSR会技術研修会で、1977-8年頃のMIDAS製のミキサーが実働展示されていた。
モニターとしてセットしたSXが全く暴れもなく、non-EQでボイスにチューニングされたのにも驚いたが、やはりがんがん突っ込んだときのぶ厚くなる音がものすごい。
規定の0VUで+4dbmが出るものとして、ピークががんがん点いている状態にすると+30dbmに達する信号が出ていることになる。

これを歪ませないでデジタルでカバーしようとすると、規定レベルをどこにするか・・という問題がまずつきまとう。
デジタルマックスを0とした場合、このピーク分を逆算すると、平均レベルを-30の所に持ってこなくてはいけない・・
まして、アナログはこのピークを打ってもちゃんと聞こえている・・^^;;
こういうところが悩ましいよね・・

さて、この伝で通常の16ビットオーディオを扱うと-30dbだと66dbの通常利用幅ということになる・・
また、ノイズフロア領域では楽音とノイズの判別が付かなくなる・・と言う点もあるしね・・
個人的には160db位のダイナミックレンジにならないと真にアナログを凌駕できないのではないか・・と思うのね・・
特にサミング部分などではもっとスペックが要求されるかも・・と思いますね。
なんと言っても加算部だから・・
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音響総論 / 2007/02/20 13:44
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コメント

ミキサーの仕事って

見方を変えるとこの40db程度の間にすべての楽音を納めること・・でもあるよね・・これは師匠との会話から・・

通常のVUメータ、或いはピークメータの範囲に楽音が収まらないことには所詮聞こえない。
爆音エレキギターの脇でヴァイオリンソロをひいてもたぶん聞こえない・・単独ではどちらも聞き取れるかも知れないけど・・
ということを考えながらオペレートするって大事だよね・・

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